2011年1月26日水曜日

経済学の本を貸してください!

今日も昼休み、ノート開発のためにプロジェクトチームの生徒たちと打ち合わせをしていたところ・・・

生徒:「あのー、先生、先生に相談したいことがあるんですけど。」

私:「はい。何でしょうか。」

生徒:「先生って、経済学部出身って言ってたじゃないですか?」

私:「はい。そうですが。」

生徒:「経済学の本を貸してほしいんです!」

私:「け、経済学の本~?!け、経済学って言っても幅広い学問だから・・・金融も、財政も、経済理論も・・・いろいろありますけど?」

生徒:「私、卒業論文(彼女は現在2年生です)に、経済学部に関係がありそうなテーマを選ぼうと思っていて。最近雑誌に付録が付いているものが多いじゃないですか?それはなぜかとか、そういうテーマにしたいと思ってるんですよね。だから、そういうことが分かる本を貸してください。」

私:「雑誌ってね、ここ数年で急速に発行部数を落としてるの。だから、宝島社という出版社が有名ブランドとコラボしてバッグとかポーチとかを雑誌の付録として付けたりして、売上をかなり伸ばしたのよね。それからかな、他の出版社もかなり付録を付け始めたよね。でも・・・それが説明されている本・・・あるかなぁ?」

何かのテーマについて考えていくとき、すぐに答えが解説されている本があるとは限りません。本はもちろん、新聞記事、雑誌記事、データ(たとえばこの例でいえば、雑誌販売部数の推移など)など多くの資料にあたって、そこから自分なりの分析を加え、結論を導くという過程を大切にしてみてください。

面白いトピックなので、ぜひ結果を教えてほしいです!