今日は再試期間ですが、ある教室では・・・
商品開発プロジェクトの"プロモーションチーム"の生徒たちが集まって打合せをしていました。
この秋に発売になる商品を、これからどのように多くの人に知ってもらうか - その認知度を上げるためのアイデアを考えるだけでなく、実際に実行まですることが彼女たちに「ミッション」として与えられています。
いつも思うのですが、とかく生徒たちは「誰か大人の人がやってくれる」と思いがち。ですが、世の中で「誰かがやってくれる」ことなどありません。自分でどれだけ考えて、実際に「やるか」 - それが問われます。
(最近、秋元康さんと鈴木おさむさんの本を読んでいたのですが、そこにこのように書かれていました。
「"やる"と"やろうと思った"のあいだって、めちゃくちゃ深い川が流れてるんですよね。わかりますよね?」
まさにその通りだと思っています。)
「こんな風にやってみたいんです」
「こんなプロモーションにしたら、みんながその商品について知ってくれると思います」
というアイデアはもちろん大切で、ハッとするような面白いアイデアを出して欲しいと思っています。ですが、言うだけで終わっては何も起こりません。実際にそれを「やるか(実行できるか)」が一番重要です。
ですから、私はプロモーションチームの生徒たちに伝えました。
「アイデアを考えることは、もちろん始めにして欲しいと思う。なぜなら、それ無しに何もすることはできないから。でも、アイデアがまとまったら、具体的に
- いつ
- 誰が
- どのように
行動すれば、それが実際に形になって実現するか -そこを全て考えて行動することが、みんなの使命です。分かった?」
と話すと・・・
「・・・はーい。。。」
まずは彼女たちがどのようにアイデアをまとめ、実行のプランを考えるか、様子を見守ることとしましょう。