今日は普通科3年生の生徒たちがEnglish Speech Contestを行いました。1学期にも行ったのですが、今回はまた別のテーマでのスピーチ。学年で(既に)選出された15名が普通科3クラスの生徒たちの前でスピーチを行いました。
さすがにFinalistの15名は堂々としていて、内容もよくまとまっていて素晴らしかったです。
高いレベルでのコンテストとなりましたが、中でも「観客に語りかけるようにスピーチできているかどうか、原稿を棒読みしているだけで終わっていないか」という点で、差が生まれてくると感じました。
バイリンガルのArisa審査委員長も
「みんなとても良くできていて、Winnersを選出するのがとても難しかった」
とのことでしたが
1~6位までの生徒が選出されました。
Very good job, girls! 本当によく頑張りました、おめでとう。
ちなみに、その後放課後にある生徒が一人、
「先生、さきほどのコンテストの私のスピーチって録画していましたか?」
と、私のもとをたずねてきました。
「していましたよ。」
と答えると
「その動画を見せてもらえますか?」
と言って、一人、じっと動画を見はじめました。見終わった彼女は
「私、今回のできが恥ずかしいんです。記憶して全てスピーチしようと思ったので原稿無しで行いましたが、でもちょっと間があいちゃったりもして。原稿有り、無しのどちらがいいんだろう・・・」
ということでしたので
「その中間がベストだと思うよ。」
と言うと、彼女は「???」という表情をしています。
「全ての原稿を手にもっている必要はないけれど、有る程度ポイントや出だしだけを書いた小さいメモを持っていて、もしとっさに詰まってしまうようなときには、そのメモを見て話し出せば思いだすでしょ?」
と説明すると
「あー、そういう方法がありましたか・・・私、今回の悔しさをバネにして、また頑張ります!」
とガッツを見せてくれました。そのやる気が素晴らしい、まるで昔の自分を見ているようだ・・・などと少し思いつつ、彼女と別れました。
スピーチに、勉強に「これで完成、終わり」ということはありません。常に一歩上を目指して頑張りましょう!