2012年11月17日土曜日

本校の使命、私の使命 - 学校説明会第3回目

本日は猛烈な雨の中、学校説明会を開催しました。本当に悪天候の中、ご来会くださった皆様、ありがとうございました。

今日も全体説明会の中で、3年生家庭科ファッションコースの生徒たちによるミニファッションショーが開催されました。




ショーが終わった後、その生徒たちがまだドレスを着た状態で校内を歩いていたので、1枚撮影。

良い笑顔&キマっています。(宝塚歌劇団みたいにも見えてきます。)





その後、校内ではクラブのミニライブや論理エンジン(国語のカリスマ・出口先生による論理的思考の育成テキストです)の体験講座などが開催されました。





どんどん中学生の皆様が増えてきて、講座を担当していたM先生の声もどんどんパワフルに。












講座終了後も、熱心に質問されている方がいらっしゃいました。












茶道部もお茶をふるまっていました。








全体説明会の中でも皆様にお話ししましたが、本校は今から104年前、高木君(たかぎ きみ)先生によって創設されました。彼女は"女性が学校に行くことなんてとんでもない"という時代に、一人でも多くの女性がその当時の世の中で活躍できるようにと裁縫の学校をスタートさせました。

それ以後、本校はずっと

「信頼し得る婦人 実際に役立つ婦人」  (社会で信頼され、役に立つ女性)

を育てる女子教育に特化してまいりました。

その校訓は現在も大切に守り続けています。そして、本校の使命はこの「社会で信頼され、役に立つ女性のための教育を行う」ことであり続けると確信しています。

しかし、104年前と現在では社会が大きく変わりました。当然世の中から求められている能力が何かということも当時と今では大きく異なっています。

私自身は、曾祖母の創立した高木学園に来る以前はずっと民間企業でマーケティング(どのような商品を作ったらお客様のニーズにこたえられるか、などを考える仕事)部門で仕事をしてきました。そのような私が3年半前に、この高木学園の理事長という立場を受け継ぐことになりました。

現在の社会で必要とされる教育が何なのか - 私自身がビジネスパーソンとしてずっと強く感じてきたことを、本学園の教職員とともに実際の教育内容に反映させ、実践していくことこそが私の使命であると思っています。

私自身もその使命に忠実に生きながら、"社会で信頼され、役に立つ女性"であるように生徒たちとともに歩んでいきたいと思います。

ぜひそのような想いに共感して下さる中学生の皆さんが、本校の門を叩いて下さることを楽しみにしています。

本日は本当に足もとの悪い中、ご来校いただき、ありがとうございました。