2016年10月6日木曜日

女性の生き方 - 和食を広める

先日の学園祭では、色々な卒業生が学校に遊びに来てくれました。

その時に話を聞かせてもらった卒業生が、今携わっている仕事がとても興味深かったので、ご紹介したいと思います。

彼女が就職したということは、当時の担任だった先生から少し聞いていたのですが、会って少し話していたところ






「先生、これ、私がいま携わっている仕事がまとまっている冊子です。良かったら読んでください。」

といって『和食給食 - 農林水産省- 』という冊子をくれました。

彼女は農林水産省から委託を受けて、和食を広める、それも特に学校給食に取り入れてもらえるように活動するというお仕事をしているそうです。







彼女は、和食の料理人の方や、食品メーカーの方々などと一緒に全国の学校を回り、子どもたちや栄養士の先生たちに和食のすばらしさや、和食の給食を推進する方法などを話しているそうです。

つい数年前、和食はユネスコの無形文化遺産に登録されました。世界中でそれほどまでに和食が大切な文化だと認識されていますが、日本の国内でその素晴らしい和食について、意外にも理解があまりされていない場面もあるようです。そうした現状を変えていくために、彼女のようなお仕事があるようです。

話を聞いていて、とても素晴らしいお仕事だなと感じました。そして、その仕事にまい進している卒業生の彼女自身、いきいきとしていました。

卒業生が色々な場面で活躍している、そんなことを実感できた時でした。

さまざまな卒業生の生きざま・女性としてのキャリアについて、これからもご紹介していきたいと思います。