先ほどから、学校の玄関近くで楽しそうな声がするなと思って、ふと近くを通りかかると
家庭科の卒業生が学校に遊びに来ていました。この卒業生は現在、文化服装学院でファッションについて学んでいます。
全体の雰囲気が、いかにも「文化服装学院らしい」!
そんな彼女に、色々話を聞かせてもらいました。
「今日着ている服も、全部自分で作ったんですよ!」
という彼女の言葉に
「さすが!」とうなりました。
「え?!このブラウスも自分で作れちゃうの?」
と聞くと
「はい!」
・・・
す、すごすぎる・・・
(ここから、ボタン付けでさえも苦労している私の裁縫技能ゼロぶりについて語ってしまったわけなのですが・・・)
この襟の形といい、フリルといい、なかなか既製品には存在しないデザインです。
今年の7月に、芸術鑑賞会でDRUM TAOを見に行きましたが、その衣装デザインを担当されているコシノジュンコ先生も、文化服装学院の卒業生です。そのコシノ先生から、いつも
「高木さん、人と同じことをやっていてもダメなのよ。いつも、どうしたら自分らしさを出せるか、それを考えて形にしていくことが大事。」
というお話しをうかがっていましたので、この卒業生にも同じようなDNAが流れているように感じました。
ファッションデザイナーになることを決めている、という彼女。今後、どのようなキャリアを歩んでいくのか、楽しみですね。またつづきを聞かせて!とお願いしました。