2012年12月22日土曜日

先生の妄想力すごい! - コンセプト作り

今日は終業式です。終業式・ホームルーム(成績表も戻ってきたと思います)の終わった後、大手食品メーカーさんと商品開発しているプロジェクトのメンバーに集まってもらい、"冬休みの宿題"を渡しました。

「みんな、この冬休みでコンセプトをいよいよ磨き上げて下さい。」

というところで、一枚プリントを渡しました。

「みんなからよく"コンセプト"について質問されるので、解説をお手紙にしてみましたので、読んでね。




その上で、その商品を食べることについて"ストーリー"を考えて欲しいの。具体的にその商品を食べている人はどんな人か?どんな思いで食べるのか?どんな時に食べるのか?などを架空のお話にしてきてほしいのです。- 例えば

"山形 花子さん 20歳  オシャレと食べることが大好きな都内の女子大生。サークルはテニスをしている。"

そして

"ライバルは 岡山 桃子さん 21歳 花子と同じ大学に通う女子大生。スリムで可愛く男の子にもモテる。食べることが大好きな花子としては、なかなかやせられず、そんな中でスリムでモテる桃子をライバル視している。"

とか。花子は桃子のようにスリムになりたいが、食べることも好きなのでそれも我慢できず、ジレンマを感じている。そんな時に花子の心にグッときたのがこの商品なのです!」

というような架空のお話を一気に作って生徒に話したところ

生徒たち:「・・・すごい。先生妄想力がすごい!」

私:「あのねぇ、妄想力ではなくて想像・創造力と言っていただきたいわ。とにかく、自由に想像の翼をふくらませて楽しいお話を考えてみて欲しいの。それが冬休みの宿題です。」

高校生ならではの自由な発想で、面白いストーリーを期待しています。