2017年6月22日木曜日

未来の社会がここに...東洋大学さん訪問

今日は午後から、東洋大学さんがこの4月から新設された「情報連携学部」の見学にうかがわせていただきました。

東洋大学さんというと「白山」キャンパスと思い浮かべる在校生の皆さんも多いかもしれませんが、大きな大学なので、色々な場所にキャンパスをお持ちです。その中でもまさにスタートしたてのこちらの情報連携学部は、北区赤羽に所在しています。




近くに来ると、驚くほどの存在感の建物が見えてきます。建物の外装は、本学園の幼稚園園舎の設計でもお世話になっている隈研吾先生が設計されたとのことです。

ですが、驚くのは外装だけではないのです。






こちらの学部では、今後のIoT、AI社会に生きていくための力としてComputer Science教育に力を入れられています。そして建物の中が、すごいのです!まず電気などのスイッチは一切なし。照明のオン・オフや明るさの調整は全てプログラムを手元のスマートフォンやPCで操作することで可能になっています。エレベーターも、部屋を出るときにスマートフォンなどで合図をすると、エレベーターホールに着くときにはドアが開いて待っていてくれます。また学生さん一人ひとりのロッカーに手でまわして施錠する「鍵」がついていなくて、すべて自分で「開ける」というプログラムを組むことで開くというシステムになっていました。(必死にプログラミングを学ばないと、自分のロッカーを使えないという仕組みです!)

この場以外で、このようなIoT社会をまだ目にしたことがないのですが、近未来の社会がここで体験できると感じました。

生徒たちがこれから5年後、10年後に生きて行く社会は、このような社会だと思います。そこで生き抜くことのできる教育のあり方を、ここ東洋大学の情報連携学部さんでは既に示されていると感じました。

在校生の皆さんは、夏休みなどにオープンキャンパスに行くことも多いと思います。ぜひこちらのキャンパスも訪問してみてください。(キャンパスの入り口付近のカフェもおすすめだそうです!)