2017年6月30日金曜日

ブログを移動します

2008年からこのブログを使ってきたため、少々寂しい気持ちもあるのですが、このたび高木学園女子高等学校のwebサイトをリニューアルしたことに伴い、私のブログをwebサイト内に移管することとなりました。

そのため、こちらのブログはこの投稿を持って最終投稿となります。




これまでこの拙いブログをお読み下さってありがとうございました。

今後は、本校ホームページのトップページ右側(パソコンサイト)、トップページの最新情報をさらにスクロールダウンしたところ(スマートフォンサイト)にある「理事長日記」をご覧ください。

2017年6月28日水曜日

生徒会新役員の皆さん、よろしくお願いします

今日の夕方、先日の選挙で選ばれた生徒会の役員の皆さんが来てくれました。

お一人ずつの「抱負」も含めて自己紹介してくれたのですが、皆さんそれぞれに熱意が感じられました。今後「高木学園をより楽しい場所にしたい!」という意気込みを語ってくれたので、期待しています。

そしてその後・・・早速なのですが






役員の皆さんにあるものを見てもらいました。

色々楽しみにしていてください!

驚きのEnglish Song Singing Contest

今日は普通科1年生のコミュニケーション英語の授業で、English Song Singing Contestがありました。

グループごとに、一学期に学んだ英語の曲をクラスの前で発表するものだったのですが、どのグループも熱意にあふれていて素晴らしいパフォーマンスでした。1年生の1学期とは思えないほどの堂々とした姿に驚きでした!



単に英語の歌を覚えて歌う、だけでなく、その歌詞の世界を自分たちで理解してジェスチャーもつける、さらにそれを堂々と披露する、それらの姿勢が素晴らしかったです。





その様子を一部、こちらからご覧ください。



この授業を教えてくれているKai先生も

「普通科1年生は、今でもとてもやる気が高いので、夏のEnglish Campもどんなに頑張ってくれるかとても楽しみです」

というような内容を話してくれました!

2017年6月27日火曜日

松山バレエ団さんの芸術鑑賞

今日は芸術鑑賞会でした。今年の芸術鑑賞は「バレエ」。日本を代表するバレエ団の松山バレエ団さんに、高木学園のために踊って頂きました。




バレエの舞台を実際に見るのは初めて、という在校生も多かったかもしれません。

舞台はやはりライブで見てこそ、そのすばらしさを実感しますね。そこで実際に舞台に上がる方々の「熱意」「想い」を感じることができると思います。




今年はバレエでしたが、来年はまた異なる芸術の鑑賞を行います。ぜひお楽しみに!

お世話になりました松山バレエ団の皆様、ありがとうございました。

2017年6月26日月曜日

オーストラリア研修事前説明会

先週の土曜日のお昼からは、あと1か月後にせまった「オーストラリア研修」の事前説明会が開催されました。

今年度から、英語で一定のレベルを満たしていれば1年生もこのオーストラリア研修に参加することが可能になりました。




そのため、今回は1年生・2年生あわせて17名が参加することとなりました。引率も2名の先生が行います。












具体的な手順などの説明を受けました。2年生は先日のグアム修学旅行もありましたので、海外に出国する手続きなどは慣れたことと思います。






オーストラリアのケアンズは、気候もそこに住む人も温かな場所です。ぜひ充実した研修期間を過ごしてきてください。(そのためには、ぜひあと1か月、日本について英語で少しでも紹介できるようにしておくと良いかもしれません。)

2017年6月24日土曜日

家庭科2年生ファッションショー

昨日のことですが、放課後に家庭科2年生ファッションコースの生徒たちによるファッションショーが行われました。




夏らしいコーディネートの彼女。

今日みたいなお天気の日にはぴったりの装いですね。













個人でファッションを披露するだけでなく、グループでもまとまって観客の皆さんに楽しんでいただいていました。











グループによって雰囲気もぐっと変わります。









フィナーレでは、全員の生徒たちが登場します。

個性がファッションによく表れていて、とても見ごたえがありました。



家庭科3年生ファッションコースの生徒たちは、毎年学園祭のステージで本格的なファッションショーを行います。ぜひ1年生、2年生の間に、人の前に立って何かを発表するということに慣れておいてください。

2017年6月23日金曜日

女子高生レストラン試食2

今日のお昼休み。家庭科3年生の生徒たちと先生が訪ねてきてくれました。




家庭科3年生フードコースの生徒たちが学園祭で開催する「女子高生レストラン」の試食のために、お弁当を持ってきてくれました。








先日のクラスとは別のクラスのお弁当は、テーマも雰囲気も全く異なるものでした。(お客様には、学園祭の当日を楽しみにしていただきたいので、今回もまた目隠しをさえていただきました。)

全体的によくできているなと感心しました。さらなるレベルアップのため、率直な感想をアンケート用紙に書かせていただきました。ここからまた数段階高いレベルのお弁当ができあがっていくと思いますので、完成形がとても楽しみです!3年生フードコースのみなさん、ごちそうさまでした。

創立者の命日を前に

明日6月24日は、本学園の創立者・髙木君先生の命日です。明日が土曜日ですので、今年は1日前の本日、クラスの代表生徒、園児たちとともに君先生のお墓参りをしました。




今日は梅雨とは思えないほどの見事なお天気でした。

3年生の一人が

「私は1年生の時からずっとクラス委員をしているので、3年連続でお墓参りに来ました。今年が最後だなんて寂しい。」

と、しみじみ。














在校生たちだけでなく、園児の代表2名も一緒にお墓参りをしました。











また、校内でも終日、生徒たちが君先生の銅像前で手を合わせました。これからも高木学園、生徒・園児たち、教職員を見守っていて欲しいとお願いしました。

2017年6月22日木曜日

未来の社会がここに...東洋大学さん訪問

今日は午後から、東洋大学さんがこの4月から新設された「情報連携学部」の見学にうかがわせていただきました。

東洋大学さんというと「白山」キャンパスと思い浮かべる在校生の皆さんも多いかもしれませんが、大きな大学なので、色々な場所にキャンパスをお持ちです。その中でもまさにスタートしたてのこちらの情報連携学部は、北区赤羽に所在しています。




近くに来ると、驚くほどの存在感の建物が見えてきます。建物の外装は、本学園の幼稚園園舎の設計でもお世話になっている隈研吾先生が設計されたとのことです。

ですが、驚くのは外装だけではないのです。






こちらの学部では、今後のIoT、AI社会に生きていくための力としてComputer Science教育に力を入れられています。そして建物の中が、すごいのです!まず電気などのスイッチは一切なし。照明のオン・オフや明るさの調整は全てプログラムを手元のスマートフォンやPCで操作することで可能になっています。エレベーターも、部屋を出るときにスマートフォンなどで合図をすると、エレベーターホールに着くときにはドアが開いて待っていてくれます。また学生さん一人ひとりのロッカーに手でまわして施錠する「鍵」がついていなくて、すべて自分で「開ける」というプログラムを組むことで開くというシステムになっていました。(必死にプログラミングを学ばないと、自分のロッカーを使えないという仕組みです!)

この場以外で、このようなIoT社会をまだ目にしたことがないのですが、近未来の社会がここで体験できると感じました。

生徒たちがこれから5年後、10年後に生きて行く社会は、このような社会だと思います。そこで生き抜くことのできる教育のあり方を、ここ東洋大学の情報連携学部さんでは既に示されていると感じました。

在校生の皆さんは、夏休みなどにオープンキャンパスに行くことも多いと思います。ぜひこちらのキャンパスも訪問してみてください。(キャンパスの入り口付近のカフェもおすすめだそうです!)

2017年6月20日火曜日

女子高生レストラン試食1

今日はお昼の時間帯にキッチンスタジオでこのような風景が見られました。




家庭科3年フードコースの生徒の皆さんが作ったお弁当を、本校の先生たちに渡している様子です。(お弁当の中身は学園祭当日を楽しみにして頂きたいとのことですので、目隠しさせて頂きました。)






毎年恒例となりましたが、家庭科3年フードコースの生徒たちは、9月末の学園祭で女子高生レストランを開きます。

これは、生徒たち自らがお弁当のコンセプトを決め、メニューを考え、調理してお客様に楽しんで頂くというレストランです。

そこに至るまでには、何度も色々な人に試食してもらって、答えてもらったアンケートをもとに手直しをくりかえします。今日は私たち教職員が初回の試食をさせてもらうことになっていました。

この生徒たちが以前も試作している場面に遭遇したことがありますが、1学期の時点で完成度が高い!今日食べさせてもらったものも、とても良い出来だと思いました。

学園祭のお客様は女性だけでなく、男性もいらっしゃいますし、年齢もバラバラ。そのことを考慮してどのようなメニュー内容・分量・味付け・見た目に調整していくか。これからの進化が楽しみです。

2017年6月19日月曜日

今から始めよう!- 1年生進路説明会

先週土曜日は、1年生対象の進路説明会が行われました。

4月に入学してまだ2か月ちょっとで、もう「進路」?!---と思った皆さんもいるかもしれないのですが、毎年卒業していく3年生と話すのは

「あっという間に3年が過ぎてしまったよね!」

ということです。高校時代の3年間は本当にすごい速さで過ぎて行ってしまうのです。ですから、1年生の皆さんにも、ぜひこれからの人生を今の段階でじっくり考えて欲しいと思います。

”英語が好きだから、英文科に進学”

というような学部選択も良いかと思いますが、先日のキャリアプログラム(CASプログラム)でも考えてみたように

「大人になったら、どんな人生をおくっていたい。仕事、家庭はこんなふうでありたい。」

ということを思い描いて、そこから逆算して

「だから大学はこういう系統に行ってみようかな。」

と考えてみるようにしてください。まだ今の時点で"最終決定"するのは難しいと思いますが、少しずつこうして考えはじめ、準備をスタートすることが大事だと思います。

そして、大学などへの志望を何となく考えるのと同時に


大学に入るための方法についても、調べたり準備しはじめることが大切です。

今日の日経新聞朝刊などにも出ていましたが、東京23区内の大学などでは定員を抑制する動きが出てきています。神奈川にある本校の生徒の皆さんには影響もありそうです。



とにかく「早めにとりかかることが大切」ですから、これから色々な選択肢について考えはじめて、ぜひ夏休みにも大学のオープンキャンパスなどにも積極的に出かけてみてください。

2017年6月17日土曜日

学園祭ポスター投票

今年も、9月30日・10月1日に開催される学園祭の準備が進められています。

その一環として、ポスターやパンフレットに使うイラストを在校生に応募してもらいました。




これらの作品の中から投票で選ばれたものが実際のポスターやパンフレットに使用されます。

私も昨日、それぞれ1つずつ選んで投票してきました。







「みんなで描く青春の1ページ」という今年の学園祭テーマにふさわしいイラストとしてどれが選ばれるでしょうか?

部活動に燃える少女達 - 商業科3年部活紹介ブログ

以前もこの場で、商業科3年生マーケティングコースの生徒たちが、本校の「部活を紹介するブログ」を立ち上げたということをご紹介しました。




このような形で、生徒たち自らがさまざまな部活動の場にでかけていって取材をし、それを記事にして紹介しています。

こちらからその記事を読むことができますので、ぜひご覧ください。

2017年6月16日金曜日

マンガ講座を開催しました

今日は情報科1年生、2年生を対象に「マンガ講座」が開催されました。




今回も、京都精華大学副学長の吉村先生がご来校くださいました。

私は2年生の講座に少し参加させてもらったのですが、そこで吉村先生が紹介して下さったマンガの迫力に前のめりになってしまい・・・





そのマンガとは




こうの史代さんの『夕凪の街 桜の国』

という作品です。

広島に原爆が落ちた10年後の主人公(皆実)の人生を描いたものなのですが、静かな作品ながら、そのメッセージにぐいぐい引き込まれてしまいました。方言の使い方や、一コマ一コマの向き・大きさなどが巧みで作品をドラマチックにしています。







何気なくマンガを読んでいましたが、言葉の使い方、コマの使い方、絵の描き方でディテールまで読み込んでいくと、大変勉強になるなぁと、改めて感じました。

この作品、ぜひ自分でもう一度じっくり読んでみようと思います。

2017年6月15日木曜日

Let's talk about sports - Play? Go? Do?

昨日のお昼休みに、Susan先生との英会話レッスン"Chat Cafe"が開催されました。(今年度から、毎週水曜日のお昼休みに開催しています。お昼ご飯を食べながら、気軽に英語で会話をする時間です。)




このような開放的な雰囲気で行われていたのですが、昨日のChat Cafeのテーマは














"Let's talk about SPORTS!"  - スポーツについて話しましょう!

でした。

たしか、英語を習い始めてすぐの中学1年生くらいの時に

I play baseball. I play tennis. I play volleyball.

と習ったように記憶していますが、話はそこで終わりません。




昨日のCafeでは色々なスポーツの単語(soccer, boxing, golf, ice hockey, cheerleading, hiking, karate, swimming, kendo, fishing, yoga, sumo...)がプリントされていて、そのスポーツを「する」と表現するときに

"Play xxx" というのか
"Go xxx" というのか
"Do xxx" というのか

をまず整理しましょう、と言われました。チームスポーツやゲームなどは"Play"、動詞のような(---ingというような)スポーツ名は"Go"、活動は"Do"を使うということでしたが・・・

す、相撲ってI play sumoなのか、I do sumoなのか・・・相撲はゲームのようにも思うけど、チームスポーツではないなぁ・・・と私もいろいろ迷い、スーザン先生に色々質問して教えてもらいました。
(ちなみに相撲はI do sumo と表現し、"Do"を使うそうです。)

結局は難しく考えないで、何度も何度も口に出して言ってみて覚えてしまえばよいということだと思うのですが(そもそも言葉はそういうものですし)、普段の授業ではなかなか聞くことのできないようなことも質問できたりするこの時間。ぜひ皆さんも気軽に立ち寄ってみて下さい。

2017年6月14日水曜日

注目したニュースは? - 新聞記事ピックアップ

お昼休みに、ランチスペースで新聞を読んでいる生徒の姿を見かけました。




「もしかして、今日は新聞の担当?」

と聞いてみると、その通りだそうです。

普通科では帰りのホームルームなどで注目した新聞記事について発表することを継続しています。この生徒は今日の発表担当だと教えてくれました。




「うーん、面白い記事、あるかなぁ・・・」と言いながら新聞をかなりの早さでめくっていたので、

「ちょっとめくるの早すぎなんじゃない?」と、少しゆっくり一緒に今朝の新聞を見てみました。すると

- 1面に皇太子様の写真: 生徒たちに「もうすぐ天皇陛下が退位されることになったよね。この話題、興味ない?」と聞いてみました。すると、生徒たちが「皇太子様ってまだ若いから、次の時代は長くなりそう!」とのコメント。そうそう、そんなコメントも一緒に発表して欲しい!

- コインランドリーにペット用のコーナーなどプラスαのサービスが増えているという記事: パッと私の目をひきました。「でも、うちの近くでもそんなサービスないんじゃないかなぁ?」と疑問を持った生徒がいました。そこで、「みんなは自宅でご家族と生活しているから、あまりコインランドリーを使わないよね。だから、たとえあったとしても気付いていないかもしれないよね。代々木上原にもあるって書いてあるし。"単身赴任や一人暮らしの人向けに"ってあるから、コインランドリーにはそういう人がお客さんに多いということだよね。そういう人が"あったら便利だな"と思うようなサービスを、コインランドリーに追加しているってことみたいね。面白い!」

と、2-3分でもいくつも面白そうな記事を見つけました。

「先生、このコインランドリーの記事、面白いからこれを発表の記事にしようかな!」

と生徒が言っていたのですが

「この記事は、私が面白いかも、ってパッと思っただけだから、あなたが興味を持った記事を紹介してね。私、あとで帰りのホームルーム楽しみにしているね。」

という言葉を残し・・・ 2時間後。

彼女は、きちんと別の記事で関心を持ったものをクラスで発表していました。

昨日の夕刊に出ていた

「どこかの学校の部活の外部コーチが体罰したことがSNSに投稿された動画で発覚した」

という記事に関心を持ったとのことでした。暴力では何も解決にならないと思う、と自分なりの意見も一緒に話してくれました。



3年生は受験の時に「小論文」や「自己PR」」などの試験が課される場合も多いと思います。新聞を毎日読んでおくことは、受験対策に大いに役立ちます。全部を読もうとすると大変すぎて挫折してしまうと思いますので、まずは

1面、2-3面、社会面

の見出しだけでも目を通す、を心がけてみましょう。毎日継続すると意外なほど、小論文も社会(政治経済や近現代史)も力がついていることが分かると思います。

2017年6月13日火曜日

英会話インタビューテスト

先ほど廊下で何人か生徒たちが何かを待っている様子でした。何を待っているのかと思って、その先の教室のドアから中をのぞいてみたところ




Kai先生と1対1で、英語でインタビューを受けるテストを行っているようで、その順番を廊下でドキドキしながら待っていたようです。

皆さん、自分の考えや思いをはっきり・しっかり伝えられましたか?

2017Guam修学旅行 思い出ビデオ




先週、2年生が訪れたグアム修学旅行について、思い出ビデオを作りました。

よろしければご覧ください。






2017年6月12日月曜日

可能性は無限大 - 2年生修学旅行

先週火曜日〜金曜日で2年生の修学旅行(グアム)が無事に終了しました。

初めて海外を訪れるという生徒の皆さんも多くいたのではないかと思います。日本とは異なる言語・気候・文化・慣習の国で戸惑うこともあったかもしれません。ですが、グアムで出会った人たちは、

「いろいろな出来事に、前向きに取り組もう!」
「笑顔やアイコンタクトを大切に」
「強い想い(情熱)を持って行動すれば、きっと道は開ける」

ということをさまざまな形で教えてくれました。

また同時に、グアムおよび南太平洋の地域では戦争の時に犠牲になった方が多くいて(また横井さんのように終戦を知らずにずっと洞窟で隠れて生活していた方もいて)、今日の私たちはそのような人々のことも忘れてはならないということも痛感した旅でした。


みなさんが大人になるとき、今よりさらにグローバルに人や物が行き交うようになると思います。そんな社会でも自然体で堂々と生きていけるようになるための第一歩が、この修学旅行だったのではないかと思います。

この経験が、みなさんのこれからの人生、とりわけキャリア形成などを考えるきっかけになれば良いと思っています。

お世話になった旅行会社等の皆様、引率の先生方、ありがとうございました。

2017年6月11日日曜日

女性としてのロールモデル - 2年生グアム修学旅行

先週の2年生の修学旅行ですが、無事に全ての行程を終了して帰国しました。

前回の3日目の投稿の続きです。

この日は朝からマリンスポーツ、恋人岬訪問や戦没者慰霊公苑の訪問とスケジュールが詰まっていたのですが、夕方はさらに講演会の予定が入っていました。

講演してくださったのは、グアムの初代知事のお父様、お父様に続いてグアム知事を務められたお兄様を持つ、Senator Mary Camacho Torres(トレス議員)です。お孫さんが9人もいらっしゃるという年齢が信じられないほど若々しく気さくでとても素敵な女性の議員さんです。


グアムの歴史や、その歴史の中でご家族がこのグアムの発展にどのように貢献されてきたかをお話してくださいました。







さらに、生徒たちからの質問で

「高校生の時には、どんな目標を持っていましたか?」

という質問には

「ファッションデザイナーになりたいと思っていました。小さなころから贅沢はさせてもらえず、欲しい服があったら自分で作っていました。」

と答えていらしたときには、生徒たちはとても親しみを感じたようでした。また、女性ならではの生き方を聞いてみたいと思ったのでしょう。生徒が

「日本でも、女性が議員になるということはとても大変なことなのですが、トレス議員はいつどうして議員になろうと思ったのですか?」

という問いかけをしたのに対して

「私は常にグアムの人のために何かをしたいと思ってきました。ですが、そのためには政治の世界のことを知る必要があると思ったので、政府に関連する仕事を9年間してから議員に立候補することにしました。こうしたいという強い想いがあれば、道は開けると思います。」

とおっしゃっていました。さらには私が

「あなたはお父様もグアムの最初の知事を務められ、またお兄様も知事という環境にいらして、今議員をされています。グアムの人々はあなたがグアム最初の女性知事になって欲しいと思っているのではないでしょうか?」

と質問をさせていただきました。トレス議員はとても率直に

「周りからそういうお話を頂くことも多くあります。私自身もグアムの人のために働きたいという強い想いがある一方で、女性であり家族も大切にしたい立場からすると悩むところです。」

と答えて下さいました。このようなすごい経歴をお持ちの方でも、同じ一人の女性として感じたり悩んだりすることは共通しているのだと分かり、生徒たちもじっと耳を傾けていました。




そして、お話の後には、トレス議員が
「全員の生徒さんたちと握手したいわ。」
と言ってくださり、本当に全員と握手して下さいました!








そして最後にみんなで記念に写真を撮らせていただきました。









日本と関わりの深いグアムの地で、このように輝いている女性の先輩の姿に触れることができて、大変幸せでした。トレス議員は、生徒たちにはもちろん、私たち教職員にも前向きな力を下さいました。

そして、この日の夕食の後には、



次の日に誕生日だった生徒にサプライズのケーキのプレゼントもあったりして、とても心温まる時間を過ごしました。






こうして3日目は盛りだくさんの内容で終了しました。

2017年6月8日木曜日

雲一つない快晴のもと・・・- 2年生Guam修学旅行3日目

昨日は日中に何度もスコールが降ったグアムでしたが、今日は終日素晴らしいお天気に恵まれました。

生徒たちは午前中はマリンスポーツを楽しみ、午後は恋人岬を見学したり戦没者慰霊公苑にでかけました。



素晴らしい空と海!

思わず息をのみました。








海の色はこんな感じ!クリアブルー、エメラルドグリーンと日本の海ではなかなかこのような透明な水は見ることができません。








この暑い日に、パイナップルなどのスムージーはたいそう美味しく!









この恋人岬では恋人同士が一緒になることができず、この絶壁から海に身を投げたと言われています。そんな場所ではこの鐘をならすと縁が結ばれると言われているようで・・・生徒たちも興味津々。







この後、戦没者慰霊公苑に向かい、南太平洋のこの島で命を落とされた方々に黙祷をささげました。






そのあと、さらに素敵な行事があったのですが、それは明日・・・。

マリンスポーツ日和!-2年生Guam修学旅行3日目

Guamは今日、朝から見事な快晴です。2年生の修学旅行3日目となりました。


今日は午前中にグアムの美しい海でマリンスポーツに挑戦します!絶好のお天気です。2年生のみなさん、Enjoy the 3rd day at Guam!

2017年6月7日水曜日

グアムの文化にふれた1日 - 2年生修学旅行2日目

2年生の修学旅行は2日目。今日はスコールが日中断続的に降り、暑い一日でした。

朝早くから朝食を取り、はじめに



グアム大学(グアムで唯一の4年生大学です)に出かけました。グアム大学の学生さんたちとのプログラムが始まる前に、キャンパスの一部を見学しました。



そして、学生さんたちの待つ会場へと向かいました。南国らしくヤシの木やハイビスカスの花などが美しいのです。




そこで、グアム大学の学生さんたちが、生徒たち一人ひとりに貝殻でできたとても素敵なネックレスをかけて歓迎してくれました。



その後、普通科は、英語のプレゼンテーションを発表して、グアム大の学生さんたちから「このプレゼンのレベルをもっとあげるためのアドバイス」をもらいました。



専門学科の生徒たちも英会話のレッスンをしたり





ココナッツの葉を編んで作品を作ったりしました。













その後、お昼ご飯はグアムの美しい海岸の見えるこんな場所でいただきました。






その後は、グアムの先住民のチャモロ族の方々にココナッツの実を割らせてもらったり、チャモロダンスを一緒に踊ったりして、私たちの日常と異なる文化に触れました。



この後、生徒たちは班ごとに自主行動をして、買い物などにでかけました。

今日は色々な活動が盛りだくさんでした。普段生活している場とは異なるところでは、全く文化的な背景の異なる人がいて、そのような違いを受け止めることの大切さを肌で感じてもらえたのではないかと思います。

さあ、明日はマリンスポーツに挑戦したり、グアムの名所を訪れたりします。みなさん、今日はしっかり寝てエネルギーを蓄えておいてください。

2017年6月6日火曜日

空も海も近い! - Guam修学旅行Day1

今日は2年生の生徒たちとともに、日本を飛び立ちGuamに来ました。修学旅行の始まりです。




生徒たちは成田空港から2つの便に分かれてグアムを目ざしました。





飛行時間は3時間半程度。

今日はお天気も良く、空の上からの景色も素晴らしかったです。



ホテルは山の上に建っていて、周囲は雄大な自然!日本の普段の環境とは全く違います。







旅行委員さんや、各クラスの班長さんたちのリーダーシップや協力体制がかなりしっかりしていて、私としては頼もしい!と思っていました。





今はちょうど、星を見に出かけている人も多いようですね。

明日はグアム大学にでかけて現地の学生さんたちと交流したり、グアムの文化を学んだりとたくさんの活動が実施されます。旅の疲れを癒しつつ、明日へのエネルギーを蓄えて下さい!

2017年6月5日月曜日

Japanese Kawaii! - 普通科1年生英語プレゼンテーション

今日は普通科1年生の授業の中で「Japanese Kawaii」というテーマでグループプレゼンテーションを行いました。



4-5人で一つのグループとなり、そのテーマで選んだ「日本独特のもので可愛いと思うもの・こと」について英語で発表しました。






日本の可愛いもの・・・私がすぐに思い浮かべたのは「Hello Kitty」や「原宿などのKawaiiファッション」あたりでした。

生徒たちがプレゼンテーションしたのは「猫カフェ」「小びと」「キャリーぱみゅぱみゅなどに代表される原宿文化」「プリクラ」「和菓子」「ゆるキャラ」など・・・。確かに全て、言われてみれば日本独自(or 発祥)のものばかりです。もうすぐオリンピックもやってきますし、日本の文化を海外の方に英語で話ができるというのはとても重要なことですね。(実際、2年生になると海外の修学旅行でそのような機会も出てきます。)

今日の1年生たちは、どのチームもとても堂々として良かったと思います。彼女たちのプレゼンの様子は追ってご紹介したいと思います。