2016年11月14日月曜日

まだ越える山がある - 華道部「花の甲子園」全国大会

この週末は、京都で旧七夕会池坊全国華道展が開催され、その中の一つのイベントとして「池坊花の甲子園」というコンクールも行われました。

本校の華道部は平成26年からこの甲子園に参加し、3年目の今年、ようやく地区大会を制して全国大会に出場することとなりました。

そこで生徒たちは土曜日の朝から京都に向かい、昨日の本番を迎えました。




各地区の代表校が、北からプラカードを掲げて入場し













いよいよ本番を迎えます。













午前中に地区大会代表の13校がそれぞれ3作品をいけて3分半のプレゼンテーションを行い、その結果で3校に絞られます。







本校華道部は、残念ながらこの3校に選出されることができず、全国大会制覇はかないませんでした。

全国大会のレベルは当然のことながら地区大会のそれとはまったく違う高い高いものでした。その場の瞬時の判断力、創造力、表現力、自ら一歩先を見据える行動力、どれをとってもやはり私たちにはまだまだ多くの課題が残されていることを痛感した全国大会でした。



とはいえ、26年度の地区大会では全く入賞もできなかったところから、27年度は地区大会2位、28年度は地区大会優勝(=その1校のみが全国大会に出場)と階段をのぼってここまで来ました。この間に3年連続で挑戦を続けてくれたIさんの功績は非常に大きなものです。そして2年連続で素晴らしいミニチュア花器を作ってくれたKさん。本当に頑張りました。






まだまだ越えていくべき山がありますが、先人(先輩たち)が切り開いてくれたこの道を受け継いで、後輩の皆さんがきっと全国制覇を達成してくれることでしょう。そして本校に新たに入学される皆さんにも、ぜひ全国制覇を担う挑戦者になっていただきたいのです。

またゼロから真摯に華道に向き合い、人間力を高めて、頂点をめざしていきたいですね。

お世話になりました池坊の関係者の皆様、いつも生徒たちに熱心に指導をしてくださいました森先生、安達先生、そして顧問の先生方、本当にありがとうございました。