2016年7月4日月曜日

これは良い意見だよと褒めてもらった嬉しさが忘れられない - 商業科1年マーケティング授業

今日から1学期の期末試験が始まりました。みなさん、初日の手ごたえはどうだったでしょうか?

・・・というところまで書いていたところ、突然の豪雨が。熱帯のスコールのようですね。

さて、先週の金曜日のことですが、今学期最後の商業科1年生マーケティングの授業にお邪魔してきました。



この授業では、リクルート・ローソンなどでマーケティングの数々のヒットを飛ばしてこられた野林先生が、「生きた」ビジネスのテーマで授業をして下さっています。

この日も、学期最後の授業でしたが、

「どうしたら平日の昼間の映画館をもっとお客さんでいっぱいにできるかのアイデアを考えて下さい」





というテーマが出て、グループですぐにディスカッションの時間になりました。

本校では、このマーケティングの授業を平成25年度からスタートしていて、現在文部科学省も重視している「アクティブラーニング(能動的な学習)」を非常に早いタイミングから導入している一つの事例と言えると思います。

先週の授業の時に、一学期の最後の課題を提出することになっていたのですが、週末に野林先生がさっそくそれを採点して下さいました。

また、生徒たちが書いた感想について、ご連絡くださいました。

ある生徒は

「たまに この班とても良い意見だよ と言ってもらった時のうれしさはいまだに忘れることができません。これからもその思いは大事に大切にしていきたいと感じました。ごくまれにあまりいい意見が出ない時もあるけど、その時は何であまりいい意見が出てこなかったのだろうかと思ってしまう時もありましたが、その時は自分で改善点を考えることができました。また、この思いも忘れずにこれからも頑張っていきたいと思いました。」

と書いてくれていたり

「私は小学・中学校で内気で積極的に人前にでたり、自分の意見は正しくないと思い込み、自信が持てずにいました。でもこの授業を受けてそんな自分を変えることができ、自分の意見に自信を持つことができました。また、意見をわかりやすくまとめ、周りと話し合い、1つのものを作り上げていく楽しさを自分なりに知ることができました。」

という感想を述べてくれた生徒もいたようです。

正解が一つではなく、またみんなで話し合うことで、アイデアがより良くなっていくことを実感できると、生徒たちは自信を持つこともできたり、チームで楽しく取り組む姿勢が自然と身に着くようになるのだと改めて感じました。

来学期以降、さらに生徒たちが自信を持って前向きに学べるようになる気がします。楽しみですね!