今日は普通科の生徒たちが午後から、川崎信用金庫さんの本店にうかがいました。
というのも、この夏生徒たちが挑戦させていただく「インターンシップ」、ピップ株式会社様に続いて、川崎信用金庫様にもお世話になることが決まっていたからです。
生徒たちに「金融機関」、しかも「信用金庫」というのはかなり遠い存在かもしれません。ですが、これから大人になって、たとえば車を買うとか、家を買う、あるいは何かビジネスを始める、などというとき、"個人"や比較的"小さい会社"などがお金を借りたいというときに、頼れるのが信用金庫なのです。
今回はそんな信用金庫さんから夏休みの間に"課題"を出していただき、生徒たちがそれに挑戦するということになりました。
今日は本店にうかがって
- そもそも、金融ってなあに? (「金銭を融通すること」です )
- 金融機関の方はどんなふうにお仕事されているの? & 本店見学
- 課題の説明
- 本校の卒業生で、川崎信用金庫で活躍されている先輩たちにお話をうかがう (川崎信用金庫様は、本当に女性が働くのに素晴らしい環境で、大学卒でも、短大卒でも、高校卒でも、実力さえあれば、きちんと昇格できるという企業なのです。今日お話を聞かせていただいた卒業生のお一人も、既に支店長代理としてものすごく活躍されている方です。いま、世の中ではさかんに「女性の登用・活躍」が力説されていますが、川崎信用金庫様ではそんな世間よりはるかに前から、どんどん女性の力を活用されています。)
という盛りだくさんのプログラムを実施して頂きました。
そしてなんと・・・
ご覧下さい!
生徒が1億円(現金で、日本銀行からそのまま川崎信用金庫さんに届いたもの)を持たせていただいています。この驚きの表情!
(実は・・・生徒たちに先がけて、私も持たせていただいたのですが、すごく重いんです。10kgもありました。)
なかなか普通に生活しているとできない経験をさせていただきました。
さらに、窓口業務の体験もさせていただいたようで
意外と様になっている???
また、火事が起こったとしても絶対に火が回らない(&締め切りで3日間たつと、空気も循環しなくなってしまう)という巨大な金庫も見せていただき、
「あのー、もし、鍵を誤って外からかけられてしまったら、出てこられなくなってしまうんですか?」
という素朴な(でもたしかにそれは疑問に思いますよね)質問をさせていただく子も。
(実際、中に閉じ込められてしまったら、自分で外に出ることはほぼ不可能で、密閉度もすごく高いため、声も外には聞こえないそうです。)
これから生徒たちはいただいた課題に取り組みます。課題はずばり
「若い女性にかわしん(川崎信用金庫様のことです)で口座を作ってもらうためにはどうすればよいか?」
です。色々な側面から考えられると思います。通帳デザインを変えるもよし、窓口でお客様と接する時に何か面白いしくみ・しかけを創るもよし、若い世代にうけるアプリを考えるもよし。どのようなご提案ができるでしょうか?!楽しみです。(続報はまたレポートします。)