日々、実感することがあります。それは
本との出会いが、人生を変える
ということです。
思えば私は、本当に小さいころから本が大好きでした。
本が好きで、日本以外の国はどのような感じなのかを自分の目で見てみたい、と高校生のときに海外に留学する夢を持ちました。その後、いろいろな紆余曲折はありましたが、大学の学部に在籍している時と社会人になった後(大学院に)海外留学しました。
その留学中、小山薫堂さんの書かれた
「考えないヒント-アイデアはこうして生まれる」を読んで、いつかこんな楽しい発想で、世の中のためになることをしたいな、そして小山さんにもお会いできたらいいな、と思っていました。
5年後。その小山さんがパーソナリティをつとめられているラジオ番組で生徒たちの開発したアイスクリームを紹介していただきました。その後も番組の皆様と小山さんには折にふれ、お世話になっています。
昨年、フェリシモの矢崎社長の書かれた本
「ともにしあわせになるしあわせ」を読みました。
企業活動の中心に、「世の中に貢献すること」をこんなに据えていらっしゃるのだと心から感動しました。
そして、ぜひとも本校の生徒たちにもそんな会社があるんだよ、ということを知って欲しいと思いました。
大変幸運なことに、そのフェリシモさんと共同開発をさせていただく機会をいただきました。
これらいくつかの例でも感じていただけるかと思いますが、本との出会いは、人生を変えます。
何かのテーマの知識を得ることももちろんありますし、「すごい!」という驚きや感動を得ることもできます。また、「いつかこのような方と会ってみたい/お仕事させていただきたい」というモチベーションにつながることもあります。
ですから、私は本校生徒の皆さんが、いかに楽しく本と出会えるか(それを通じて人と出会い、人生が変わるか)、そのことがすごく大切だと考えています。
ということで本題ですが、「本との出会いの場」を改革していきます。在校生の皆さん、そして今度入学してくるみなさん、期待していてください。私は真剣です。