先日この場で、普通科の皆さんは年明けの「百人一首大会」に向けて百人一首を覚えているところだとお伝えしましたが・・・
じゃん!
自宅から持ってまいりました。
「百人一首 百うたがたり」
です。
とかく、古文=難しい、と思い込みがちですが、この本を読めば表紙のようなイラストと「美しい現代語訳」で百人一首の歌の世界が紹介されています。
たとえば・・・
和泉式部の
「あらざらむ この世のほかの 思ひ出に
今ひとたびの 逢ふこともがな」
という歌。このままですと、なんのことでしょう???と?マークがいっぱいだと思いますが、
「私はこの世からいなくなります。
だからこの世の思い出として、
もう一度あなたに会ってその腕に抱かれたいのです」 (147ページより引用)
とあると、歌の世界が一気に理解できますよね!
ということで、ランチスペースのラックに入れておきますので、ぜひ読んでみてください。突如、昔の面白くなさそうな歌が、現代の私たちでも大いに共感できる歌、に変わりますよ!