2014年11月11日火曜日

百うたがたり - 普通科の皆さんへ

先日この場で、普通科の皆さんは年明けの「百人一首大会」に向けて百人一首を覚えているところだとお伝えしましたが・・・





じゃん!

自宅から持ってまいりました。

「百人一首 百うたがたり」

です。

とかく、古文=難しい、と思い込みがちですが、この本を読めば表紙のようなイラストと「美しい現代語訳」で百人一首の歌の世界が紹介されています。






たとえば・・・

和泉式部の

「あらざらむ この世のほかの 思ひ出に
今ひとたびの 逢ふこともがな」

という歌。このままですと、なんのことでしょう???と?マークがいっぱいだと思いますが、

「私はこの世からいなくなります。
だからこの世の思い出として、
もう一度あなたに会ってその腕に抱かれたいのです」  (147ページより引用)

とあると、歌の世界が一気に理解できますよね!

ということで、ランチスペースのラックに入れておきますので、ぜひ読んでみてください。突如、昔の面白くなさそうな歌が、現代の私たちでも大いに共感できる歌、に変わりますよ!