今学期、生徒たちはフェリシモさんでかなり長い間続けられている「生活雑貨大賞」というものに応募すべく、商品企画のアイデアを考えていきます。
今日は、フェリシモの社員の方が来校してくださって、商品を企画することについてお話してくださいました。
名マーケターのお話ということで、私も大変楽しみにしていたのですが、予想通り名言の数々が。聞き漏らすまいと、一生懸命ノートをとりました。
"世の中のどんなことも"企画"なんですよ!"
"企画ができると人生が楽しめる"
"商品企画とは、自分が欲しいものを考えていくのではなく、人(誰か)が欲しいものを考えて作ること"
"アートは問題提起、商品企画は問題解決"
"本屋さんで雑誌などを定期的に・継続して見続ける、街の様子を定期的に見続けることで、変化が分かる、そこから仮説を立てる"
その通り!と唸ることばかりでした。マーケティングのプロの方らしく、新幹線を降りた新横浜駅で気になる事柄を瞬時にチェックされていました。そして、帰りに寄ってみるのが楽しみ!ととてもワクワクした様子でお話されているのも印象に残りました。
生徒たちが1学期~夏にかけて開発したふせんは、主に自分たち世代(ターゲット=自分たち)に向けてアイデアを考えましたが、これからは自分たち以外の人たちが主なお客さんになるという仮定で商品のアイデアを作ります。
そのためには、お客さんになる人たちをとにかく観察して・観察して・観察する。そしてその人たちがどのようなことを求めているのか、満たされていないことは何か、不便を感じていることは何かなどを理解して、その解決策として商品案を提案することになります。
その意味で1学期のふせん作りよりも難易度がかなり上がるかと思いますが、ここで企画脳を育てることができたら、その力は生涯、さまざまな場面で応用することができるように感じます。みなさん、頑張りましょう!そしてめざせ、生活雑貨大賞優秀賞!