先日、「スイーツ甲子園」に応募した生徒たちがいたことをご紹介しました。たまたまその彼女と廊下ですれ違ったので
「そういえば、スイーツ甲子園、どうだった?」
と聞いてみたところ
「それが・・・ダメだったんです・・・」
と悲しそう。一生懸命取り組んでいた様子でしたから、ショックも大きかったのかなと思いました。ですが、私は彼女に言いました。
「そっか、でもスイーツ甲子園に応募しようと思って、実際に行動しただけでも素晴らしいじゃない!この経験は今後の人生にすごく活きてくると思うよ。自分が興味のあることに自ら手をあげて行動したんだから、その経験は大きい!」
それでも彼女の表情から悲しさやショックが消えていない様子でした。ですが、彼女は
「指導してくれたN先生に話したら、『今回は残念だったけれど、他にも色々校外で行われるコンテストとか甲子園とかあるから、そういうものにどんどん挑戦したら。』と言ってもらいました。」
とのことで、私も
「その通りよ!1回目でうまくいくことなんて本当に珍しいんだし。色々なことに挑戦し続けて欲しいと思うの!」
と話していました。さて、今日校内を歩いていたところ
キッチンスタジオ(調理室)のドアのところに何か貼ってあるのが見えました。
近寄ってみると・・・
「お弁当甲子園」
と書いてあります!家庭科の先生が話していたのはこのことだったのでしょうか。
お弁当開発とは何とも懐かしい・・・と郷愁にもひたりつつ生徒たちと3年前に取り組んだ崎陽軒さんとのお弁当開発プロジェクトについて思いだしたりしていました。
懐かしいですね!
当時は大変な思いも沢山しましたが、今は素晴らしい思い出・財産です。
(卒業生たちは元気かなぁ~。)
さてこの開発をそもそもスタートさせるという時、(崎陽軒さんと創業・創立が同じ年だったことから)崎陽軒さんと共同開発をさせて頂けないかお願いにあがったのですが・・・とにかく無謀すぎる私のお願いに、崎陽軒さんの皆さんもびっくり。とにかく途中で何度もダメかと思うことが続きました。
でも、私の信条はNever Never Never Give-Up! 何に対しても、「もう無理、できない」とは絶対に考えないようにしています。「どうしたら可能になるかな?絶対に可能になるはず!」といつも、どんなことに対してもそう思いながら向き合っています。
高校生の皆さんには可能性がいっぱい。何かで思うような結果が出なかったとしても、全く落ち込む必要はないと思います。次の機会のための良い経験を与えられたということだと思いますので、私自身が常に自分に対して言い聞かせているように、皆さんもNever Never Never Give-Upでさまざまなことに挑み続けて下さい!
さあ、お弁当甲子園応募のゆくえが楽しみです☆