2014年2月21日金曜日

それでも前に進む力

今朝は朝から目が腫れています。それはあの感動のためです。

皆さんご覧になったでしょうか?オリンピック女子フィギュアスケート、浅田真央選手のフリーの演技を。

実は私は小学生の頃からのフィギュアスケートファン。当時はドイツのカタリーナヴィット選手という華麗な選手がいて、ただただ美しいと心躍らせていたのです。(当時はメダル獲得への選手の皆さんの重圧や苦悩などには想いをはせることはできませんでした。とにかく美しさに魅了されていました。)

それから長い年月が経ち、もちろん浅田真央選手は小さい頃からずっと大ファンでした。天才少女として大活躍していた頃から、前回のオリンピック、さまざまな苦悩の時期もずっとファンとして彼女の活躍を楽しみにしていました。

そして迎えた昨晩(今朝)。祈るような気持ちでした。

浅田真央選手が前日のショートプログラムで思うような結果を残せず、メダル獲得もほぼ困難となってしまった中で、彼女はどのようにフリーに臨むのか、本当に(勝手にですが)緊張していました。同時に、このフリーでの演技には、彼女の生きる姿勢・人生観が出るなとも感じていました。

そしてその瞬間。本当に見事な演技で魅せてくれました。私は最初のジャンプの成功の直後から涙で前が曇って見えなくなりました。

"どうにもならないと思えるような、絶望的とも思えるような状況でも、絶対に諦めない、最後まで絶対にベストを尽くす"

という浅田真央選手の生きざまが、あのフリーの演技に全て集約されていたように思います。本当に立派だと心から尊敬しました。

同じ日本人の女性として、あの浅田真央選手の姿勢は心に刻みつづけ、一生お手本としたいと強く感じた、そんな時でした。それでも前に進むことの大切さを教えてくれて、本当にありがとうございました。浅田選手、本当に本当にお疲れ様でした。