2013年12月17日火曜日

幸せのメカニズム - 慶應義塾大学院前野先生のお話

本校では3年商業科の生徒たちが、慶應義塾大学大学院システムマネジメント研究科の先生方に
「課題研究」の授業の指導していただいていますが、その研究科の学科長の前野隆司先生が今週新しいご著書『幸せのメカニズム』(詳しくはこちら)を出版されます。

先週末、前野先生と同じく幸福について研究されている目崎雅昭さんのトークセッションにうかがってきました。

前野先生はもともとロボットの研究をされていたエンジニアなのですが、そこから脳のメカニズムなどの研究に発展するうちに、脳の感じる「幸せ」についても研究をされています。

最新のご著書では幸せになるには4つの因子が関係していることを解説されているそうです。私もまだ本を拝読していないので、詳細は本を読むのを楽しみにしているのですが、その4つとは・・・

1) やってみよう因子 - 何かに挑戦すること、そしてその結果、自己実現できること
2) ありがとう因子 - 人とのつながりがあって、人に感謝することができること
3) なんとかなる因子 - 楽観的に前向きに生きることができること
4) あなたらしく因子 - 自分らしく、マイペースで生きることができること

この4つが私たちが「幸せと感じるかどうか」に大きく影響しているそうです。

改めてこのようなお話をうかがって、私自身は幸せな人生を送っているなぁと実感したのです。

本校の生徒・先生たちと一緒に日々、色々な新しいことに挑戦していますし、達成感もある。自分でも信じられないくらい素晴らしい方とのご縁をいただいている。そして、これはもともとの性格もあるかもしれませんが、とにかく絶対にできるとなぜかいつも思っている。そして私らしさ、高木学園らしさは大切にしていると思うのです。

この高木学園で、在校生・教職員のみなさんと一緒に幸せを貪欲に追求していきたいと、改めて思ったひとときでした。