この授業では、現在さまざまな場でとりあげられることの多い「デザイン思考」や「システム思考」なども取り入れて、世の中の問題の因果関係(原因とその結果)を見つけてその問題に対する解決方法を考えています。
実は、この授業で生徒たちが学んでいることは
アメリカのスタンフォード大学やMIT(マサチューセッツ工科大学)などの名門大学・大学院でも取り入れられている内容です。
それを高校生に向けて本校で教えていただきました。
昨日はその3年生が1年間の集大成として「菊名の街の課題と、その解決方法」についてのプレゼンテーションを行いました。
実は、先月、中間発表を見ていたときには"つながりが唐突な感じがする"とか"発表の仕方で、もう少し練習が必要"と感じることもあったのです。
ですが、昨日の最終発表の際には、それらの部分を生徒たちが相当改善し、1年前には考えられなかったレベルでプレゼンテーションを行いました。
指導して下さっている富田先生も実は授業では笑顔で生徒たちの発表を聞いていらしたのですが、実際には生徒の成長に感動しすぎて涙が出そうだったとのことです。
そんな富田先生から大切なことを二つ最後にうかがいました。
一つ目)
- 自分の意見をしっかりまとめること
- それを人に分かるように伝えること
これは、高校を卒業して進学したり社会に出たりしたときに、ものすごく必要とされる力であること。
二つ目)
上手にやる、正しくやる以上に一番大事なのは
しっかりやり切る
ということ。
慶應義塾大学システムデザインマネジメント研究科の先生方、本当に貴重な学びの経験を、ありがとうございます。3年生の授業は年があけてすぐ終了となってしまいますが、残りの授業もどうぞよろしくお願いいたします。