2013年12月31日火曜日

「前進」した1年

2013年も残りわずかとなりました。つい先日、西郷さん(西郷隆盛氏)の

"その事をば棄て(すて)顧みず、直に一歩を踏み出すべし。"

という言葉をもとに、「前進」する1年にしようという思いをあらたにしたばかりだったのに、その1年があと10数時間で終わろうとしています。

改めてこの1年間を振り返ってみていますが、今年はさまざまな分野で「前進」することができたのではないかと感じています。



普通科ではとりわけ、英語の授業の改革に力を入れてきました。どのように英語に向き合うか、授業をどのように進めるかということについては、慶應義塾大学の田中教授にもご指導いただき、楽しむ・表現する・実際に使うことに重点をおいた授業を創っています。(そして、この場でも何度もご紹介した英語の歌を通じた英語学習なども取り組みをスタートさせました。)





商業科では、今年度の1年生からあらたにマーケティングの授業もスタートさせ、企業(リクルートやローソン、ブックオフなど)のマーケティングの最前線でご活躍の野林先生にご指導いただいています。この授業を通じ、生徒たちが、社会を"観察"する姿勢が身に付いてきているように感じています。




また、3年生は課題研究という授業で慶應義塾大学大学院(システムマネジメント研究科)の先生方に問題を解決する方法、そしてそれをプレゼンテーションする方法を教えていただいています。(先日、その慶應の先生方の本校での教育方法が学会で賞を受賞されたという嬉しいニュースも飛び込んできました。)



情報科では、女子美術大学との連携授業が本格的にスタートしました。今年度からスタートした新しいカリキュラムで学ぶ1年生は、女子美の先生にMacや一眼レフデジカメを用いてデザインすることを教えていただいています。また、京都精華大学の先生方にご来校いただいて世界から注目されている"マンガ"についても教えていただいたり、実践(マンガを実際に描く)したりしています。





家庭科は、3年生ファッッションコースの生徒たちが学園祭で披露するファッションショーも年々パワーアップしていますし、フードコースの生徒たちは今年からコックコートの着用も始めました。3年生が学園祭でレストランとして提供した松花堂弁当もとても美味しかったですね。








そしてそれらの学科だけでなく、今年は部活動もより盛んになっていった年でもありました。ライフル射撃部、ソフトテニス部、ハンドボール部、卓球同好会などは全国・県・市などの大会で大健闘しましたし、文化系の部でも茶道部(本校で秋にお茶会を開催)や華道部(池坊の学校華道にも加盟し、池坊の先生が毎週指導)などで積極的に活動しました。学園祭では高木学園オリジナルミュージカルも初めて創作しました。







さらに、秋からは森永乳業さんとの共同開発アイスクリーム「チェリオ ときめきシリーズ(パンプキン、ベリー)」を発売させていただき、数多くのメディアでもご紹介いただきました。














これらの「前進」は、学園・生徒たちを支えてくださる多くの方々のお力なしにはなし得なかったことであり、本当に多くの方々のご協力に心から感謝しております。

社会で信頼され、活躍できる女性を育てる - 創立者が掲げた理念に忠実に教育を行っていくためには、これらの取り組みが単年度で終わるのではなく、これからもたえず教育内容を改善しながら前進し続けていく必要があると強く感じています。そして、一層努力を重ねて社会で活躍できる女性を育成して参りたいと思います。

2013年にお世話になった皆様に心からお礼を申し上げます。どうぞ良い新年をお迎えください。


2013年12月31日

学校法人 高木学園
理事長 高木 暁子

2013年12月29日日曜日

2013年1番のハッピーは?- FM横浜Futurescape

今年、本校の生徒たちが森永乳業さんと共同開発したアイスクリームを、多くのメディアでご紹介いただきました。そのメディアの一つにFM横浜さんのFuturescapeという番組があります。

10月に生徒たちが番組ナビゲーターの小山薫堂さん・柳井麻希さんと生放送で対談させていただき、また2週間ほど前にはそのお礼(生徒お手製のくまもんなど)を小山さん・柳井さんに直接お渡しさせていただくという機会にも恵まれました。(その時の様子はこちらからどうぞ。)

そして番組の大ファンになった生徒たち。その時にも、

「私たち、これからヤングリスナーとして番組を楽しみに聴きます!」

と小山さん・柳井さん・スタッフの皆さんにお伝えしていました。

そして昨日。年内最後の生放送があったのですが、その放送中に生徒が投稿させていただいたものを、なんと小山薫堂さんご本人が紹介してくださったのです。

「フューチャースケープヤングリスナー部部長(!)のxxです。(←か、勝手に部長になっている・・・)チェリオの際には大変お世話になり、ありがとうございました。今日は祖父母の家でお餅つきをしながら番組を聴いています。・・・」

昨日の番組のテーマは「2013年1番のハッピーは?」だったのですが、この生徒にとってはこの年の瀬のタイミングで小山薫堂さんに初投稿を読んでいただいたこと、そのことこそが最大のハッピーだったのではないかと思いながら放送を聴いていました。

小山さん、柳井さん、Futurescapeのスタッフの皆様、本年は本当にお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

2013年12月28日土曜日

第6回高木学園女子高等学校杯ソフトテニス大会

今年もこの時期となりました。今日は横浜市内の中学生を対象とした「高木学園女子高等学校校杯ソフトテニス大会」を開催しています。



今年で6回目の開催となるこの大会。

毎年多くの横浜市内の中学生の皆さんに参加していただいています。

現在のところ、境木中学校、六角橋中学校、日吉台西中学校、樽町中学校の皆さんが健闘中。さあ、この後、どちらの学校が栄冠を手にすることになるでしょうか?





------------------------

全ての試合が終了し、境木中学校のソフトテニス部の皆さんが優勝されました。




校長より表彰状と賞品をお渡ししました。おめでとうございました!

ご協力いただきました中学校の先生方、保護者の皆様にもお礼申し上げます。ありがとうございました。

2013年12月26日木曜日

生徒、企業でコラボ商品 - 毎日新聞

本日の毎日新聞朝刊の神奈川面で、「生徒、企業でコラボ商品」という内容で私のインタビュー記事を掲載して頂いています。

これまで本校で取り組みをさせていただいた企業とのコラボ等についてご紹介くださっています。よろしければご覧下さい。(毎日IDをお持ちであれば、ウェブ上からも記事を読むことができるようです。詳しくは毎日新聞のサイトをご覧ください。)

毎日新聞様、ありがとうございました。

2013年12月24日火曜日

日々是出会い、勉強

土曜日で2学期も終了しましたが、皆さん元気に冬休みを過ごしていますか?

あと1週間で今年が終わってしまうのか信じられないほど、私は週末もあちこちで素晴らしい人々から学ぶことができました。(年賀状の準備や大掃除など・・・年末のお約束事項には一切気づいていないフリをしています…)

土曜日は下村文部科学大臣のお話をうかがう機会がありました。色々なお話をされていたのですが、その中で最も印象に残ったのは下村大臣ご自身のお話、なぜ政治家になろうと思ったか、なぜ文部科学大臣か、ということです。

「私は小学生の頃に(交通事故で)父を亡くし、世の中の不条理を感じ、小学生の頃から将来は政治家になると決めていました。そして26歳の頃には教育が国家の基盤となると感じて、文部大臣になると決心しました。」

政治家になること自体も大変難しいことですが、さらに文部科学大臣になるとまで決心され、それを実現されたということに感銘を受けました。

この世の中で生きて行くうえで、願えば叶う、と100%は言い切れないかもしれないのですが、少なくとも願わなければ叶わないのですよね。下村大臣のお話に力をいただきました。

まさに教育は国の礎であり - 国家レベルでも、高木学園のような個々の教育の現場レベルでも頑張りたいとの思いを強くしました。


つづく日曜日は、10月にJ-Waveのラジオ番組で本校の生徒たちが開発したアイスクリーム「チェリオ ときめきパンプキン」を紹介して下さった、番組パーソナリティでもあり俳優でもある別所哲也さんのミュージカルにうかがいました。

改めてお礼をお伝えし、「ときめきパンプキン」の売上が大変好調だったことなどをお話したところ、

「本当にすごいですね!生徒さんたちによろしくお伝えください!」

と喜んで下さいました。本当に気さくなお人柄に感動しました。ミュージカルも大変ステキでした。


そして昨日は、


慶應義塾大学三田キャンパスへと向かいました。世界中で現在話題になっている"TED (Technology Entertainment Design)"の慶應義塾版が開催されるということで、会場で実際にオーディエンスとして参加させていただきました。

(こちらの写真は三田キャンパスにある
演説館。福澤諭吉先生が実際に演説を行った建物です。)





このTEDは、さまざまな世界の人が18分という制限時間の中で考えについて、人生について、あるいはこれまで成し遂げてきたことなどについてプレゼンテーションを行うというもので、世界中で大変支持されているイベントです。

昨日の慶應義塾版では、冒頭からシークレットゲストとして歌手の一青窈さんが登場し、会場内が一気に盛り上がったあと、ご覧のような方々の大変好奇心をかきたてられるプレゼンテーションが続きました。(プレゼンは日本語の方も、英語の方もいらっしゃいました。)

こうして世の中の素晴らしい人に私自身も常に出会う機会を大切にし、そして本校の生徒の皆さんにもそのような機会を今後ますます多く創って行きたいと思っています。

この冬休みの間にも、皆さんも日々、様々な人に出会ったり本に触れたりしながら学び続けて下さいね。

そして私の今の最大の悩みは・・・





頂いた、このとても可愛いお菓子を食べてしまうかどうかということ・・・うーん、悩みます・・・

皆さま、よいクリスマスを!

2013年12月21日土曜日

2学期が終了!

今日は2学期の終業式でした。ついこの間9月の始業式があったと思ったのに、本当にあっという間にこの学期が終わってしまったように感じています。在校生の皆さんは充実した4ヶ月を過ごすことができたでしょうか?

ところで、先ほどこのブログを書くためにブログを見たら、Page Viewが40万を超えていました。このページにお付き合いいただいている皆様、ありがとうございます。






さて、これから生徒の皆さんは冬休みに入りますが、健康に気を付けて良い年末年始をお過ごしください。(これから冬休みに入りますので、ブログの投稿が不定期になるかと思います。)

2013年12月19日木曜日

人と違うことをする、オリジナリティ

先ほど宅急便が届いて・・・開けてみると

電報でした。(全然電報に見えませんよね?!)

ファッションデザイナーのコシノジュンコ先生がデザインされた電報だそうで、左側の袋をあけると、右側のバッグのようなものが出てきて、その中にゴールドの台紙が入っています。(その中にメッセージがありました。)

びっくり仰天、です。

ですが、いかにもコシノ先生らしい。
(この電報について詳しくはこちらをご覧ください。)


コシノ先生はいつも

「人と同じことをしていてはダメよ。どうやって人とは違うことをするか、オリジナリティを作るか、それが大切。」

とおっしゃっているのですが、この電報もまさにその先生の言葉が具体的に形になっていると言えるでしょう。

自分ならではのオリジナリティ、どのように作りますか?

2013年12月18日水曜日

やりたいと思ったことは口に出す

最近つくづく実感していることがあります。それは・・・

「やりたいことがあったら、口に出して言う、そして行動する」

このことがきわめて大切だということです。

先日、アイスクリームプロジェクトの生徒たちと一緒に、放送作家の小山薫堂さんx柳井麻希さんのFM横浜のラジオ番組「Futurescape」にアイスクリームをお持ちしたことをお伝えしました。

実は、10月にラジオに生出演させていただいた後、生徒が私に言いに来ました。

「先生、わたし、小山さんにもう1度会いたい!」

その時には生徒に

「あのねー、小山さんって日本で最も有名な放送作家の方で、ものすごくお忙しいし、そんなに簡単にお目にかかれる方じゃないのよ。

私なんて30年以上生きてきて、ずーーーーーーっと小山さんにお会いできたらいいな、って思って、この間お会いできただけでもう幸せって。またお会いしたいだなんて・・・それは贅沢というものです。」

と言っていたのです。その時、生徒は

「だけど、小山さんとお話させていただいてとても楽しかったし、ラジオの生放送ってワクワクするし、もう一度お会いしたい。」

と繰り返していました。

・・・しらばくして、"そういえば、生徒が何回も小山さんにお会いしたいと言っていたな・・・"とふと思い出したのです。

そこで、小山さんに直接お会いすることは無理でも、あの時のお礼と新しいアイスを、スタッフの方から小山さんたちに渡していただけないかだけでもご相談してみよう、と思いました。

そして先週の土曜日(詳しくはこちら)へとつながるのですが・・・生徒のあの言葉が無ければ私も行動していなかったかもしれないと思うと、やはりやりたいと思った気持ちは、(胸にしまいこむのではなくて)積極的に口に出すべきだと改めて感じています。

みなさん、やってみたいと思ったことは、実現できる可能性があります。ぜひいろいろなことを(チャレンジする前から諦めるのではなく)「やりたいです!」「やります!」と宣言して、実現させる人生にしましょう。

冬期講習スタート

今日から冬期講習がスタートしました。今日は国語!

センター試験の類似問題に挑戦して、その解説が行われました。



参加している生徒たちを見ていたら、かなり1年生も積極的に参加しているな、という印象です。

今日の国語に続いて、数学、英語とづづきます。

せっかく参加しているのですから、皆さん予習復習をしっかり頑張りましょう!

2013年12月17日火曜日

幸せのメカニズム - 慶應義塾大学院前野先生のお話

本校では3年商業科の生徒たちが、慶應義塾大学大学院システムマネジメント研究科の先生方に
「課題研究」の授業の指導していただいていますが、その研究科の学科長の前野隆司先生が今週新しいご著書『幸せのメカニズム』(詳しくはこちら)を出版されます。

先週末、前野先生と同じく幸福について研究されている目崎雅昭さんのトークセッションにうかがってきました。

前野先生はもともとロボットの研究をされていたエンジニアなのですが、そこから脳のメカニズムなどの研究に発展するうちに、脳の感じる「幸せ」についても研究をされています。

最新のご著書では幸せになるには4つの因子が関係していることを解説されているそうです。私もまだ本を拝読していないので、詳細は本を読むのを楽しみにしているのですが、その4つとは・・・

1) やってみよう因子 - 何かに挑戦すること、そしてその結果、自己実現できること
2) ありがとう因子 - 人とのつながりがあって、人に感謝することができること
3) なんとかなる因子 - 楽観的に前向きに生きることができること
4) あなたらしく因子 - 自分らしく、マイペースで生きることができること

この4つが私たちが「幸せと感じるかどうか」に大きく影響しているそうです。

改めてこのようなお話をうかがって、私自身は幸せな人生を送っているなぁと実感したのです。

本校の生徒・先生たちと一緒に日々、色々な新しいことに挑戦していますし、達成感もある。自分でも信じられないくらい素晴らしい方とのご縁をいただいている。そして、これはもともとの性格もあるかもしれませんが、とにかく絶対にできるとなぜかいつも思っている。そして私らしさ、高木学園らしさは大切にしていると思うのです。

この高木学園で、在校生・教職員のみなさんと一緒に幸せを貪欲に追求していきたいと、改めて思ったひとときでした。

2013年12月16日月曜日

販路拡大中!- チェリオときめきベリー

さきほど本校と連携させていただいている女子美術大学さんからお手紙が届き・・・


開けてみると、学長先生からのお手紙でした。

先日、本校の生徒たちが開発した「チェリオときめきベリー」をお送りしたところ、皆さんで召し上がって下さったとのこと。

こうして感想をわざわざお送りくださって、本当に嬉しかったです!




さて、そのチェリオですが、販路拡大中だそうです。スーパーのイトーヨーカ堂さんでも扱っていただけることになったとのこと。(ただし、お店によって取扱が無い場合もあるかもしれません。)ヨーカ堂さんのお近くの方は、ぜひ確認してみて下さいね。

2013年12月14日土曜日

小山薫堂さんにサプライズでお礼 - FM横浜Futurescape

10月に本校と森永乳業さんの共同開発アイスクリーム「チェリオときめきパンプキン」が発売になった後、FM横浜の小山薫堂さんx柳井麻希さんの番組"Futurescape"で生放送対談させていただきました。(その時の様子はこちら

その時のお礼もかねて、今日はスタジオに第2弾アイス「ときめきベリー」をお持ちしました。生徒たちは小山さん・柳井さんにお礼をお伝えしたいと・・・






なんと直前までカードを完成させるのに必死で・・・







できあがったのがこちら!(これは裏面です)

生徒に「小山さんや柳井さんにお渡しするのだから、何かサプライズが無いとね。何か面白いこと、考えてみて!」と言っていたのです。

実は最近、くまモンのほっぺが無くなる事件(!)があり(詳しくはこちらをご覧ください)生徒はそれにかけてこのようなカードを準備したようです。



さらに・・・



こんなくまモンを手作りして来た生徒もいました。(なんとこちら、軍手で作ったんだそうです。夜なべして作っていたそうですが、「こんな私のくまモン、作っても意味あるかなぁ?」と思いながら針でチクチク縫っていたそうです)





番組のスタッフの方にお届けして、その方経由で小山さん・柳井さんに渡していただければ・・・と思ったのですが、なんと!



小山さんご本人に直接お渡しさせていただくことができて、生徒は大感動。小山さん・柳井さんも大変喜んでくださいました。

そして、なんと番組でアイスクリームも召し上がってくださり、生徒たちは

「今日のことは一生忘れられないです!」

とのこと。(こちらに詳しい様子が出ています。なんとあの!くまモンを小山さんが持ってアップの写真を撮ってくださっています。)


小山さん、柳井さん、番組スタッフの皆様、生徒たちの気持ちを温かく歓迎して下さって、本当にありがとうございました。

2013年12月13日金曜日

慶應義塾大学院生から学ぶ

今日は期末試験の返却日でした。みなさん、試験の結果はどうでしたか?

(アイスクリームプロジェクトの生徒2名(2年生)に聞いたところ

「ぼちぼちですなー。」

・・・高校生の発言ですか?と一瞬耳をうたがいましたが、ぼちぼちなんだそうです。)

さて、そんな試験返却の後、校内の教室の一角ではこんな光景が。



慶應義塾大学の大学院生の方に来校していただき、生徒たちの勉強を見ていただきました。

実はずっと、学校内で放課後や試験の後の期間などに気軽に質問できる&勉強を見てもらえる大学生・大学院生のお姉さん・お兄さんなどがいてくれたらいいなぁ、と感じてきました。

ご縁があって慶應義塾大学の湘南藤沢キャンパスの大学院生・大学生の皆さんのお力をお借りすることができそうです。



今日はまず「トライアル」ということで、3年生のみの対象としました。来年1月からは定期的に、全ての学年の生徒たちがこのような機会を気軽に活用できるようにする予定です。

勉強の質問だけでなく、大学の選び方や受験のことなどについてもきっと相談にのってくれることと思います。来学期からをお楽しみに!

2013年12月12日木曜日

学校と社会との接点

今日はあるメディアの方から取材を受けました。その時にお話していて、記者の方がおっしゃったことばが印象に残っています。

「私自身が通っていた学校などから想像すると、学校ってもっと社会との接点が少ないという印象だったのですが、高木学園さんはそれとはかなり違うんですね。」

直前に、本校で企業との商品共同開発をいくつもさせていただいたり、通年で大学(慶應義塾大学や女子美術大学、京都精華大学など)の、あるいは社会人の先生方に授業を教えていただいたりしているということをお話したので、それを聞かれて、記者さんはこのようなことをおっしゃっていました。

私自身がかつて民間の企業に勤務していたこともあり、また生徒が社会のさまざまな方と接して楽しんでいる様子を日々見ていることもあり、高木学園女子高等学校では、できる限り多くの社会の方々と在校生の皆さんををつなぐ教育をしていきたいと考えています。

今、中学生の皆さんは進路の最終決定を下すタイミングかと思います。自分の人生の方向を考える高校生のタイミングに、より多くの魅力あふれる大人と出会った上で決断を下したいという方は、ぜひ本校の門をたたいていただきたいと思います。

2013年12月11日水曜日

法政大学キャンパス訪問

昨日、生徒たちは期末試験が終了し、その後午後から希望者が法政大学のキャンパス訪問を行いました。引率のY先生からレポートをもらいましたので、ご紹介します。

---------------------











2学期の期末試験も最終日となり、午後から10名の生徒が大学見学に出かけました。今回は法政大学市ヶ谷キャンパスへの訪問です。大学紹介のDVDを観たあとは見学ツアーがあり、施設や大学生の様子に触れることができました。
















文学部心理学科教授の福田由紀先生の研究室に寄り、法政心理ついての説明をしていただき、生徒たちも強い関心を示していたようです。最後に高校生へのアドバイスとして、「本をたくさん読み、何にでも興味を持つことが大事」と話していただきました。









こうして実際に大学へ足を運ぶと、その場の空気を自分で感じることができるので、どんどん視野が広がっていきますね!!






---------------------

昨日ご紹介した、生徒の「大学の先生に本校にお越しいただく」ことも、このように「大学のキャンパスへうかがう」ことも、これからの生徒たちの人生の方向性を考えるうえで、大変重要だと思っています。

今後もこのような機会をどんどん増やしていきたいと考えています。

2013年12月10日火曜日

オーストラリアのセントモニカズカレッジからお客様

本校はオーストラリアのセントモニカズカレッジと姉妹提携しています。

南半球にあるオーストラリアでは現在が「夏」!

先週土曜日から来月初旬まで、夏休みを使ってセントモニカの生徒が日本を訪問しています。(また今月月末ころからもう1人の生徒も訪日します。)本校生徒たちのお宅にホームステイしながら、日本に滞在します。

今日は校内で茶道の体験などをしました!

また終業式にも学校に来る予定ですので、皆さん積極的にお話してみてください。

人間の幅が広がると思うから・・・

先日普通科2年生のある生徒と話していました。

私:「この間の、東洋大学の菊池先生(マーケティング学科長)の出張講座、どうだった?」

生徒:「すごく面白かったです。私、アイスクリームプロジェクトだし(←森永乳業さんとのコラボアイスのプロジェクトに参加している生徒です)、今まで1年半プロジェクトで体験してきたことにプラスしたことをまとめて教えていただいた感じがします。

ところで、先生の出身大学の学部の先生とかはうちの学校に来ないんですか?」

私:「・・・え?私の大学の先生?どうして?」

生徒:「いや、せっかくなのでお話聞きたいと思ったから。」

私:「あれ、でもxxさん(その生徒の名前)って、経済学部志望だったっけ?」

生徒:「違いますよ!私はxx大学○○学部に行きたいと思ってるし。でも、大人になる前に、いろいろな人のお話を聞いておくのは勉強になるし、なんというかー、人間の幅が広がると思うので、聞きたいです。」

私:「そ、そうですか・・・じゃ、またそういう機会作るようにしようか。」

というところで、その時の会話は終わったのですが、やはり生徒はすごい!素晴らしい人との出会いにダイレクトに反応します。そして良い意味で人生に対して貪欲になると感じます。

そのような生徒たちの前向きな姿勢・学びたい/知りたいという気持ちに応えるために、これからも社会のさまざまな方から学ぶことのできる場を充実させていきます!

デザインの力 - 女子美りんご園

本校は昨年より女子美術大学と高大連携しています。そして本校の情報科では女子美術大学の先生に指導していただいている授業もあります。

先日、その女子美の先生からこんなものを頂きました!




「ももソース」「マスカットソース」

女子美術大学が長野県の高山村と連携して、デザインとアートを通じて地域づくりを共同でおこなっている成果物だそうです。

以前もリンゴソースをいただいたことがあるのですが、その続きで、今度はモモソースやマスカットソースも完成したそうです。

(すごく可愛いですよね!思わず手にとってみたくなります。)






このラベルの有る・無しでこのソースの印象が全く変わってくると思います。デザインやアートの力は大きい、と改めて実感しました。

本校情報科の生徒のみなさんも、こんな形で自分の感性や学んだパソコンでのデザイン・編集力を活かしてこのようにステキなものを作っていきたいですね!

2013年12月7日土曜日

今年度最終学校説明会

本日は今年度最後の学校説明会を開催しました。多くの中学生と保護者の皆様にご来校いただき、ありがとうございました。

全体説明会の後、今日もアイスクリームの試食をしていただくスペースにいたところ・・・



「あの、毎日先生のブログ、読んでいます!」

と声をかけてくれた中学生がいました。お母様が、

「毎日先生のブログを読んでいて、娘が一言先生とお話したいと申しておりまして。」

光栄です!(そういう声をかけて下さる方がいらっしゃるので、毎日続けられるんです。)





また、夏のオープンスクールから本校の説明会(全6回)全てにお嬢様&お母様で参加してくださった2組のペアもいらっしゃいました。ありがとうございます!

その他、FM横浜で生徒たちと私が、小山薫堂さん・柳井麻希さんと対談させていただいたラジオを聞いて下さった、と声をかけて下さった方も何人もいらっしゃいました。嬉しいです!

皆さんと4月に再会できることを楽しみにしています。ご来会ありがとうございました。

また、この後もご質問などございましたら中学校の先生を通じて、あるいは直接本校にご相談いただければと思います。

これから寒さも厳しくなりますが、ぜひ体調に気をつけて頑張ってくださいね。

2013年12月6日金曜日

明日は今年最後の学校説明会

早いもので、もう12月の第1週も終わろうとしています。

明日12月7日は、今年度最後の学校説明会を開催します。

時間: 14:00~ (受付は13:30~)

場所: 本校(東横線、JR横浜線菊名駅西口下車徒歩7分)

予約は不要ですので、ぜひお気軽にお越しください。そして明日も


今週月曜日から全国発売スタートした、こちらの「チェリオときめきベリー」の試食をしていただけます。(数に限りがございますので、ご了承ください。)

みなさんにお会いすることを楽しみにしています。

ユニバーサルデザイン商品開発

生徒は今日から期末試験期間に入りました。1年の終わりを良い気分で締めくくれるように、みなさん頑張ってくださいね。

さて、1週間ほど前のことですが、授業の見学に行ったときに、たまたま大変面白いプレゼンテーションが行われていました。





1年生の家庭科の授業「生活産業基礎」の中で、ユニバーサルデザイン(どのような文化や国籍、年齢、性別などの人でも便利に使えるようなデザインのモノやサービスのこと)の新しい商品を作るアイデアを考え、それを発表していたのです。








普段何気なく使っているものを、改めて見つめてみて、

「こうしたほうが、小さい子はもっと使いやすいのでは? / 高齢の方はこうしたほうが楽になるのでは?」

など、彼女たちなりのアイデアを出してそれを説明していました。








以前、マーケティングの仕事をしていた私としては大変興味を持って聞かせてもらい、

「ここはどうなっているの?」

「いくらぐらいの金額で販売しますか?」

など思わずたくさん質問をしてしまいました。





とても素晴らしいアイデアがあったので、ここで終わりにするのはもったいないなぁ・・・などと、色々思いをめぐらせている私なのでした。

2013年12月5日木曜日

サミットさんありがとうございます

昨日の新聞の折り込み広告に入っていました。



菊名のサミットさんのちらしの中で、

「はじめまして!今週の新商品」

として、本校の生徒たちが開発させていただいたチェリオ ときめきベリーをご紹介くださっています。

ありがとうございます!











さて、在校生の皆さんは明日から試験ですね。頑張ってください。

2013年12月4日水曜日

今をがんばろうと思った - 大学出張講座の感想

先日、普通科1年生を対象に、学習院大学の芳野まい先生にご来校いただき、お話をしていただいたことをご紹介しました。 (詳しくはこちらをご覧ください。)

その際にも芳野先生がお話されていた、

「まったく新しいフランス語の教科書」

がいよいよ完成されたということで、先日できたてのホヤホヤを頂戴しました。


「フランスの国旗とかエッフェル塔など、ありきたりのものが表紙に載っているような教科書にはしたくなかったんですよ。」

とおっしゃって、美しい紫のシンプル&エレガントな表紙。しかも、タイトルの和訳は「心ときめきするもの」!

そして、中は日本文化を代表する錚々たる方々が書かれた日本語エッセイを芳野先生がフランス語に直された文章が展開されています。

(文章を書かれた方は、例えば伊藤郁さん(和菓子について)、茂木潤一さん(おしょうゆについて)、坂西 理絵さん(日本の食について)、石井リーサ明理(照明デザインについて)、牛山大さん(美について)、夏目房之介さん(アニメーションについて)、鬼塚忠さん(作家のエージェントについて)などなど。)




先日の講座について、生徒たちの感想も読ませてもらいました。すると・・・

「勉強することは、将来の役に立つだけでなく、自分の夢が広がっていくんだなと感じました。」

「(芳野先生のお話を聞いて)がんばればどんなことでもできるような気がします。先生のお話を聞いて、今をがんばろうと思いました。」

「講座で習った "On ne voit bien qu'avec le coeur. L'essentiel est invisible." (心で見なくては大切なことは見えない。)はとても素敵な言葉なので、覚えていたいと思いました。」

などなど、生徒たちもあのお話を聞いて大変前向きになったようでした。

広く大学の先生方や社会の方々のお話をうかがうことのできるような機会を、今後も充実させていきたいと思います。

朝日新聞でご紹介いただきました - チェリオときめきベリー

スーパーマーケットでは12月2日月曜日から、コンビニエンスストアでは12月3日(火曜日)から発売が開始となりました「チェリオときめきベリー」(本校生徒の開発商品)について、本日の朝日新聞(神奈川面)でご紹介くださっています。

朝日新聞さんのウェブでこちらからもご覧いただけます。

朝日新聞社様、ありがとうございました。

2013年12月3日火曜日

菊名のまちの課題&解決方法を考える - 課題研究(商業科3年生)

今年、商業科3年生は慶應義塾大学のシステムデザインマネジメント研究科の先生方に「課題研究」という授業を指導していただいています。

この授業では、現在さまざまな場でとりあげられることの多い「デザイン思考」や「システム思考」なども取り入れて、世の中の問題の因果関係(原因とその結果)を見つけてその問題に対する解決方法を考えています。

実は、この授業で生徒たちが学んでいることは



アメリカのスタンフォード大学やMIT(マサチューセッツ工科大学)などの名門大学・大学院でも取り入れられている内容です。

それを高校生に向けて本校で教えていただきました。














昨日はその3年生が1年間の集大成として「菊名の街の課題と、その解決方法」についてのプレゼンテーションを行いました。








実は、先月、中間発表を見ていたときには"つながりが唐突な感じがする"とか"発表の仕方で、もう少し練習が必要"と感じることもあったのです。

ですが、昨日の最終発表の際には、それらの部分を生徒たちが相当改善し、1年前には考えられなかったレベルでプレゼンテーションを行いました。

指導して下さっている富田先生も実は授業では笑顔で生徒たちの発表を聞いていらしたのですが、実際には生徒の成長に感動しすぎて涙が出そうだったとのことです。



そんな富田先生から大切なことを二つ最後にうかがいました。

一つ目)
- 自分の意見をしっかりまとめること
- それを人に分かるように伝えること

これは、高校を卒業して進学したり社会に出たりしたときに、ものすごく必要とされる力であること。








二つ目)
 上手にやる、正しくやる以上に一番大事なのは

 しっかりやり切る

 ということ。






慶應義塾大学システムデザインマネジメント研究科の先生方、本当に貴重な学びの経験を、ありがとうございます。3年生の授業は年があけてすぐ終了となってしまいますが、残りの授業もどうぞよろしくお願いいたします。

2013年12月2日月曜日

チェリオときめきベリー発売スタート

今日から全国のスーパー、コンビニなどで本校生徒たちと森永乳業さんが共同開発したアイスクリーム「チェリオ ときめきベリー」が発売になりました。

今日は試験前ということもあり、30分だけと時間を限定して、生徒たちが店頭でお客様に直接このアイスクリームを紹介させていただきました。



学校から近いスーパーにて。


「私たちの開発したアイスです!どうぞお試しくださーい。」





すると



早速購入してくださった方が。

お話をうかがってみると、本校の卒業生の方だったそうです。(近くにお住まいなのですね。)

「xx先生はお元気?」

など質問をいただきました。







味にも自信のある美味しいアイスクリームですので、ぜひ皆様でお召し上がり下さい。

ちなみに

3年生商業科の「課題研究」を指導してくださっている、慶應義塾大学院システムデザインマネジメント研究科の富田先生も!

「私、日本一ときめいてる男、と言われております」

だそうです・・・。



どうぞよろしくお願いいたします!

2013年12月1日日曜日

第5回学校説明会、チェリオときめきベリー発売前サンプリング

今日は朝から今年度第5回目の学校説明会を開催しました。また昨日もお伝えしましたように、明日から全国で発売予定の「チェリオときめきベリー」(本校生徒たちと森永乳業さんの共同開発アイスクリーム)の特別先行サンプリングをさせていただきました。



試験直前ということで、今回は生徒が学校におりませんでしたので、教員からお渡ししました。

開発のプロセスをずっとまとめてくれていたM先生は、ひときわ気合が入っていて

「明日からお店に並びます!ぜひよろしくお願いします!」

と、皆さんにご紹介していました。






アイスを召し上がりながら、「チェリオときめきシリーズができるまで」というアルバムをご覧になる方もたくさん。(実はこのアルバム、私が手作りで作ったのです。皆さんが「すごく可愛い!」と言いながら見て下さって嬉しいです。)



また、12月に入り、いよいよ入学試験も近付いてきましたので




入試問題の解説も行いました。

中学生の皆さんも熱心でした。

朝早くからご来校いただき、ありがとうございました!