先ほど国語科の先生たちと話していたときのこと。
「うちの学校では、古語を生徒達が学習するときにも単に例文だけを見て覚える、というのではなく、もっとビジュアルのイメージで覚えられるように、と教材も工夫して選んでいるんですよ。」
とのことでした。そこで早速教材を見せてもらうと・・・
面白い!
古語の下にその単語をイメージさせる絵が描いてある!
「らうたげなり」と「いうなり」という単語が同じページに紹介されているのですが、絵を見れば一目で
「らうたげなり」は無邪気・可愛らしい感じ
「いうなり」は大人の女性という感じでエレガントな感じ
ということが分かります。
以前に、ファッションデザイナーのコシノジュンコ先生とお話していたときにも、コシノ先生がおっしゃっていて印象に残っていることがあります。
「高木さん、耳から入ってきた言葉なんかはすぐに忘れてしまうけれど、目からイメージ・ビジュアルとして脳に焼き付けられたことはすごくよく覚えているものなのよ。」
この古文のテキストを見て、改めてそのことを実感しました。在校生の皆さん、古語を勉強するとき、このイラストごと脳に焼きつけるようにしてみてください。ちなみに、この2つの世界観でしたら、私はどちらかというと「いうなり」を目標にしたいですね。みなさんはどうですか???