本日もまた朝から風が強く、花粉症の私にとっては大変つらいスタートとなりました。決死の覚悟で道を歩いていたところ、スキップしながら歩いて学校に向かっている生徒を発見!(自分とあまりに違うその軽い足取りが羨ましかったです・・・)
(マスクをしながら息も絶えだえになりつつ・・・)「あらー、Kさん。なんか楽しそうね!」
と話してみると
「あ!?せ、先生?!いやぁー、もうお休みだって思ったらうれしくって。」
とのことです。
「ところで先生、質問があるんですけど・・・。」
「はい?!何でしょうか。」
この彼女は、今年の秋に発売になる商品の開発プロジェクトメンバーです。つい数日前に生徒たちを集めて、今後
- 商品の中身・パッケージを中心に考えていくチーム
- 商品のプロモーションを考えていくチーム
の新チーム構成を発表し、宿題を課したところだったので、そのことで色々考えていたようです。
「あの、プロモーションって、どんなことまで考えればいいのかなって、よく分からなくて。。。」
確かに!高校生は、企業などのプロモーションに"受け手として接したり聞いたりする"ことはあっても、自分が"しかけ人"になる機会はありませんから、なかなか簡単ではない課題かもしれません。
「たとえば、テレビのコマーシャル作る、とかそういうことも言っていいんですか?」
「う、うん・・・ダメではないけれど、テレビのコマーシャル作るのってものすごくお金がかかるのね。15秒のコマーシャルをキー局の夜などの良い時間帯(ゴールデンタイムといいます)で頻繁に流そうと思ったら、何億円というお金がかかっちゃう。でも、多分それは難しいと思う。。。だから、そんなにお金をかけなくても、多くの人に商品を知ってもらう、買いたいと思ってもらうにはどんなことをしたらいいかな?ということを考えてきてほしいの。」
というところまでマスク姿で息切れしつつ一気に説明したところで、生徒が
「あぁ、そうか。コマーシャルって確かにすごくお金がかかるっていうのは聞いたことがあります。そっか、何か他のことで、多くの人に知ってもらえること・・・。先生、また後で質問に行ってもいいですか?」
との発言。
「うん、いいよ。今日はxx時頃だったら席にいるかな。」
と言ったにも関わらず・・・一日中忙しすぎて席につく時間がありませんでした。もし追加の質問があって私のもとを訪ねて来てくれていたら、ゴメンなさい・・・。
ですが!これから一緒に世の中の人が「あ!」っと言ってくれるような面白いプロモーションを考えていきましょう。