もう間もなく、本校の1年生・2年生は春休みに入ります。そして4月から入学してくる中学3年生の皆さんの多くは既に春休み中の時間を過ごしているかと思います。
そんな時間に余裕のある時だからこそ、改めて皆さんに聞いてみたいことがあります。それは・・・
「どうやって英語を学んでいますか?」
ということです。(もちろん他の科目もとても大切であることは言うまでもありません。ですが、将来文系に進む人も理系に進む人も、どのような進路に進むようになっても、これからますます英語はコミュニケーションのツールとして重要になります。ですから、改めてその重要な言語のひとつである英語の学び方について、今日はお話したいと思います。)
問題集を解いています、単語帳を覚えています、などいろいろ勉強の仕方があると思いますが、時間に余裕のある春休みだからこそ、ぜひ皆さんには普段とは違った方法で楽しみながら英語を学んで欲しいと思います。
今日は、世界的に有名な方々の英語のプレゼンテーションやスピーチをくりかえしくりかえし聞いてみよう、とおススメしたいと思います。
たとえば、こちらは昨年惜しまれながら亡くなったアップル社の創業者・Steve Jobs氏がiPhoneを発表したときのプレゼンテーションです。スライドを効果的に使って、大変分かりやすい説明を行っています。今では、ほとんどの人がスマートフォンを見たり触ったりしたことがあると思いますので、Steve Jobs氏の説明もスライドを見ながら理解していけるのではないかと思います。
あるいは、憧れている皆さんも多いのではないかと思う、英国キャサリン妃が2日前に初めて公式に行ったスピーチなどを見てみるのも面白いかもしれません。彼女は病気の子供たちが入院できるホスピスを訪れて、そこで初めてのスピーチを行いました。とてもきれいなイギリス英語を話しています。
現代の世の中では、少し前では信じられないほどの世界中の情報を自宅でも簡単に見たり・聞いたりすることができるようになりました。
著名人の方々が公式に話す英語は(皆さんスピーチやプレゼンテーションの練習を重ねているだけあって)明瞭で分かりやすいことが多いので、大変おススメです。
自分の興味のある分野の海外の人が話している音声や動画などを探してみて、繰り返し聞く、そしてそれに合わせて自分も発音してみる、というような学び方を、ぜひ取り入れてみてください。