先日ご紹介した、カリスマ同時通訳者の関谷英里子さんの著書『えいごのつぼ』を入手。
いまや"カリスマ同時通訳者"と呼ばれることも多い関谷さんですが、プロフィールの欄を見ると
「6歳でイギリスに渡るも英語でコミュニケーションが取れず、しばらく友達のいない学校生活を送る。9歳で日本に帰国したのち、再び16歳で1年間単身渡英。準備をしたつもりが、それでもまともな英語が話せず、授業にもついていけない日々を送る。寮制の学校では消灯後にトイレや風呂場に忍び込み、懐中電灯の明かりのもとで宿題をした日も数えきれないほど。その後、2万時間を越える勉強を経て、英語を使いこなせるようになる。」
と書かれています。
関谷さんほどの人でも、その英語力は血のにじむような努力の結果得られたということが分かります。
彼女がどのように英語を勉強したのか、それが非常に読みやすい形で紹介されています。(高木学園女子高等学校で配布している"マイルストーン"のような感じです。)
私自身も、大いに共感する内容で、たとえば
- 最初の段落と最後の段落を読んで理解しよう
- 英語の文章では最初に言いたいことを書こう
- 単語は単独で存在しない。フレーズや文章ごと覚えよう
- まず紙の辞書を使おう
というような実践的なことから
- 好きなものなら頑張れる。英語の映画や歌のお気に入りをみつけよう
- 子どものように暗記するくらい繰り返す
- 「英語を始める」ということは「英語のある人生を選ぶ」ということ
という英語を楽しむヒントなども満載です。
ぜひ、皆さんにも読んで欲しいので、ランチスペースに置いておきます!英語が好きな人も、嫌いな人も、まずは手にとってみてください。