ですが・・・実は生徒たちのいけばながスタートするかなり前に先生はお越しくださり、
ひな段の横にお花(桃の節句ということで紅白の桃を含む)をいけて下さったり
(在校生の皆さん、ひな段の右にスペースがあったのは、そのためだったのですよ!)
お茶席用に大変モダンなお花(花器は竹でできていて、大変和風なのですが、そこにスイトピーやかすみ草などの洋風なお花を入れてアレンジして下さいました)をいけて下さいました。
すると、生徒たちがどんどん集まってきました。
いよいよいけばなのお稽古が始まります。
冒頭に、先生が池坊における「桃」の意味を教えて下さいました。
桃の枝についている黒くなっている部分は「おくり枝」と呼ばれ、母から娘へと命をおくっていくという母の愛の象徴だそうです。
そして、今日はそんな桃の節句の雰囲気にふさわしい、やさしい色合いのお花をいけてみることになりました。
先生がお手本を見せて下さいます。お花の表情や色合いなどをどのように活かしていけてゆくか、自由に考えて下さい、とものの5分程度で大変素敵なお花をいけて見せて下さいました。
そして・・・
さらに
「先生、できました!」
という生徒。うれしそうです。
お花も女性らしくてかわいいですね。
完成したお花を前に、みんなで記念写真しました!
最後の一枚は最高の笑顔でした。
そして・・・実は彼女たちがいけたお花は・・・生徒たちが自分の(校内の)好きな場所に飾ってあります。毎日お花が枯れていないか、水は足りているか、確認するのも彼女たちの役割です。
これから本校内にいらっしゃる皆様、森先生の素晴らしいお花だけでなく、校内のさまざまな場所にあるお花もぜひご覧くださいね。
森先生、素敵なお稽古をご指導くださいまして、ありがとうございました。