今日は放課後に、某企業さんと現在商品開発をさせていただいているプロジェクトの生徒たちに集まってもらいました。
「みなさん、今日は哀しいお知らせがあります!」
生徒たちに、過去このプロジェクトのメンバー全員で撮った写真を見せながら、伝えました。
「写真のここに写っている方、みんなどなたか知ってるよね?」
と私が聞くと、生徒たちが
「え、Hさんじゃないんですか?」
と、何を今さら?という顔をしながら答えていました。
「そう。Hさんなのですが、実は本日付で異動になり、私たちのプロジェクトのご担当では無くなることになったの。」
その瞬間、生徒たちの雰囲気が重ーくなっていくのを感じました。
「え、うそぉ!そんなぁー。私、泣きそう。」
と言っている生徒もいれば、本当に必死に泣くのを我慢している生徒もいました。
「この間、そのHさんから私にご連絡を頂いて、みんなと最後まで一緒にこのプロジェクトを続けられなくなってしまったことを、すごく残念だって、おっしゃっていたのです。」
と、その方からのメッセージを伝えて、さらに
「でもね、みなさん、社会に出て仕事をするようになると、自分の希望などに関わらず、それまでと全然違う場所に転勤になったり、全然違う仕事(たとえば、商品開発の仕事をしてきても、急に経理のお仕事をしたり工場で生産管理のお仕事をしたりすることなど)を命じられることはよくあります。
それはきっと皆さんのお父様やお母様もそうだと思う。今回のHさんの異動も、まさにそういうことで、プロジェクトの最後まで直接ご一緒にさせていただけないのはすごく残念だけれど、その分これまでお世話になった感謝の思いを大切にして、一生懸命頑張ろうね!」
と話しました。
生徒たちは呆然としていましたが、Hさんのこれまでの優しさや面白いお人柄に感謝しつつ、これまで以上にきっと頑張ってくれることと期待しています。本当にお世話になり、ありがとうございました。新しい場でのご活躍をお祈りしております。そして商品発売をぜひ楽しみにしていて下さい!