新学期が始まって、授業も本格的にスタートしています。新しい学年、新しい教科、色々楽しみな時期かと思います。
商業科2年生のマーケティングコースの「商品開発」の授業では、今日が最初の授業でした。この授業では例年、企業と一緒に実際の商品開発の挑戦させて頂くのですが、今年もある商品カテゴリーの商品企画に挑戦することとなりました。(生徒たちのアイデアが素晴らしい場合に、商品化へのステップに進めて頂けます。)
担当のN先生が、生徒たちに
「今年、商品開発に挑戦する商品は何でしょう?ヒントは3文字。"〇〇〇"・・・さあ、何でしょう?」
と声をかけたところ・・・
「アロマ!」 (せ、正解・・・!なんで知ってるの?)
どうやら生徒たちは今回の商品開発について、他の授業の先生からちらっと内容を聞いていたようなのです・・・
アロマテラピー、アロマオイル、アロマグッズ・・・などなど、何となく言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、今年の商品開発の授業では
「アロマグッズ」
を開発できるのか?というテーマに挑戦します。
アロマテラピーとは・・・植物や果物などのエキスからとった精油(エッセンシャルオイル)を使って、気分をリラックスさせたり、体調を整えたりすることですが、高校生のように若い皆さんにはあまりなじみがないかもしれません。(アロマテラピーについて、公益社団法人 日本アロマ環境協会さんのホームページに詳しい説明がありますので、興味のある方はこちらをご覧ください。)
とはいえ、授業に色々なエッセンシャルオイルを持っていき、生徒たちに香りを試してもらったところ
「こんな香りが家にあったら、とても幸せな気分になる」
「とても癒される」
などの感想が聞こえてきました。
企業の方にお話をうかがったところ、実際にアロマ関連商品を購入される方は生徒たちよりは少し上の世代の方が多いということです。いったい生徒くらいの年代の若い女性に向けた商品は成立するのでしょうか?ニーズ・可能性は存在するのでしょうか?その可能性を探ることも、今年度の授業のミッションの一つです。
マーケティングコースの皆さん、ぜひ頑張って「まだ世の中にな存在していないもの、でも人々が求めているもの」を考えてみて下さい!そのためには、まず実際の社会をじっくり観察すること、そして色々な人の困りごと・悩み事を観察することが大切です。それらをふまえて、大人の私たちには考えつかないようなアイデアを楽しみにしています。