今日は試験が返却されましたね。(職員室前で、相当みなさんのボルテージが上がっていたので、何事かと思っていたら、試験返却直後だったとのこと。)みなさん、納得の行く結果だったでしょうか?
試験返却後には、学年のスポーツ大会なども開催され、ちょうど温かく気持ちの良いスポーツの一日となったと思います。
さて、そんな一日の最後に、私はさきほど生徒たち数人と話をしていました。進路の話をしていたのですが、いつも努力していて・可能性をたくさん秘めていると日ごろから思っている生徒が
「いやいや、私なんてそんなレベルは、とても無理だと思うんです。」
「大学に入ってからの勉強について行けるか、不安なんです。」
と・・・それは(不要な)心配をたくさん、していました。
そのたびに
「xxさん、いい、人生はね、"できる"と思わなければ、何も始まらないの!"できる"と思えば"できる"し、"できない"と思ったら"できない"のよ。
(中略)
ちなみにね、私、大学院で留学したけれど、その入学のときにはGMATという英語の共通テストみたいなテストの点数を提出しなくてはいけないのね。入学試験は、その点数、大学の時の成績、仕事をしてきた経験にもとづくエッセイ、面接、など色々な要素があったの。
でも、私はそのGMATの点数があまり高くなかったので、留学の塾の先生から
"高木さん、その点数では難しいですよ。出願はあきらめたら?"
って言われたのよね。でもね、私、その時にその先生にこう言ったの。
"先生、確かに私はそのGMATの点数はそんなに高くないです。でも大学の成績もよかったし、仕事も面白い仕事をしてきたから、興味を持っていただけるようなエッセイを書けると思います。点数だけでなくて、私の色々な面を見てもらえば、学校としても入学させたら面白いという学生だと思うんです。だから出願します。"
で、実際に合格したのよ。
だからね、"できる"と思って、とにかく行動しなくちゃ!進路もそう。人生もそう。」
と話すと生徒が一言。
「り、理事長先生って、昔から理事長先生の性格全然変わらないんですね!」
・・・ど、どう反応していいか悩みましたが・・・ とにかく私は生徒に伝えたいです。
みなさん一人ひとりにすごく可能性があると思いますし、挑戦していないうちから"できないかも、無理だ"と思うことだけは絶対にして欲しくない、可能性を狭めてしまってはもったいないということです。
本校の卒業生であり、私も大変尊敬している篠原欣子さん(テンプスタッフホールディングス会長)もご著書『前を向いて歩こう』で、いつも前だけを見ていらしたとおっしゃっています。
ぜひ進路やこれからの人生を考える高校生のみなさんには、"きっとできる!どうしたらできるかな"と思いながら、前だけを見て行動してほしいと思います。