2学期末に
「なぜそのお店/サイトに人が集まるのか」
について考え、レポートを提出することが課題となっていました。生徒たちが提出したそのテーマ(お店/サイト/商品/サービスなど)について、今日の授業では野林先生が解説してくださいました。
私などの年代ではあまり気がついていないようなお店やサービスなどについても、高校生は関心を持っているのだなと感じ、大変興味深かったです。
たとえば、IKEAについて取り上げた生徒がいましたが、IKEAといえば北欧発のオシャレでリーズナブルな家具などが有名ですよね。しかし、この彼女はIKEAの魅力はそれだけではなく、「\499のモーニングビュッフェがある」こと。それがきっかけで人が集まることもある、というレポートをしていました。(なんでも、ワッフルを9段重ねにしているお客さんがいた、とのこと・・・!)
そんなビュッフェがあるんだ?!と初めて知りました。・・・が、学校から一番近くのIKEA港北のホームページを見てみると
「皆さまにご好評をいただいておりました、土日祝限定のIKEA港北モーニングビュッフェですが、誠に買ってながら2013年12月29日(日)をもちまして終了となりました。今までの間、ご愛好いただき誠にありがとうございました!」
とありました。(好評すぎて採算が合わなかったのかもしれませんね。)
また、
フリーペーパー「R25」に特集されていた「お一人様サービス」についてレポートした生徒もいました。
ちなみに、野林先生曰く
「この雑誌(R25のことです)、実は創刊したの、私です。」
瞬間、教室から生徒たちが
「ぉおー!」
また、他の生徒は大好きな雑誌Seventeenについて克明なレポートを提出していました。
規定の紙だけではおさまりきらず、何枚もの追加の紙にびっしりレポートされています。
さらに
「私の大好きな"Seventeen"がマーケティングにつなげられたこと、心から誇りに思います」と感想が書いてありました。
自分の大好きなこと・興味のあることから「これはどうなっているんだろう?」「どうしたらより良い商品やサービスができるだろう?」と考えることは大変意味があることだと思います。
今学期もそのような生徒たちの気持ちを大切にしながら、マーケティングの授業を進めていただく予定です。