2014年1月31日金曜日

今日の課題は・・・スカート製作

家庭科1年生の授業をのぞいてみると・・・







みなさん、ものすごく真剣にミシンを見つめています。




















彼女もあまりに真剣に縫っていたので、声をかけるのをためらっていました。














「何を作っているの?」

「スカートです。」

スカートにしては、(生地の幅から推察して)めちゃくちゃ短い丈のような気が・・・と思って、頭の中に?マークをいっぱいにしていたところ、



これが先生が造ったサンプルだそうです。

よく見ていただくと、スカートの生地は3段になっています。

なるほど、だから生徒たちが縫っていたものはすごく短い丈だったのだ、と納得。

ちなみに、スカートの丈は、それぞれ生徒によって異なるそうです。

私は自分が高校の時に、いつもミシンで縫うのを失敗してばかりいたので(今や全くできない・・・)こういう生徒たちの姿を見ると尊敬します!

完成が楽しみですね。

2014年1月29日水曜日

今日のメニューは・・・

食いしん坊と認めざるを得ない私・・・キッチンスタジオの中で生徒たちが実習している姿を見かけると、ついつい吸いこまれるように中に入っていってしまいます。

スタジオの中に入ると



いろいろと食材が!

「わ!今日は何を作るの?」

「これ、何人分?」

生徒にいろいろと質問してしまいました。

「ちなみに何時頃完成?」

と、ちゃっかり完成時刻まで聞いてみると、

「うーん、そうですね、あと1時間ちょっとくらいかなぁ。」





ということで、1時間後くらいに意気揚々とキッチンスタジオへ向かってみました。




すると - 先ほどの食材は既に形を変えていましたが、

「あれ?生地は?」

「今オーブンに入っています。」

今日はこの写真右にあるものを具として、ピロシキを作る予定だったのです。

あー美味しそう、でもちょっと来るのが早すぎたようです。

みなさん、完成形はいかがでしたか?

2014年1月28日火曜日

ピアニスト中村由利子さんの会報に

昨年の6月に、芸術鑑賞会でピアニストの中村由利子さんに演奏していただきました。(その時の様子はこちらをご覧ください。)

今日たまたま、中村さんのファンクラブの会報を頂く機会があり、その中でその時の様子も紹介して下さっていました。

そして、昨日の大川小学校の皆さんからのCDとも少し関連しますが、由利子さんが震災の直後に作曲された「えがおの日まで」 - この曲も、3月11日を迎える前にあらためてじっくり聞かせていただきたいと思います。

センター試験解説講座-数学

先ほど、校長を探して校内をうろうろしていたあと、事務室に戻ってきたところ・・・

「あれ、校長先生だったら、教室で授業を受けてましたよ。」

と事務のスタッフ。再度その教室に向かうと・・・




放課後に、数学のセンター試験の解説講座が開催されていました。

その教室の一番後ろの中央に、校長が!

ずっと教室にいたようで、出てきたあと








「いやぁー、数学の解説を聞くのは久しぶりだけど、N先生の解説、すごく分かりやすくて、ずっと聞き続けてしまった。いや、分かりやすかった。」

とのこと。2年生はちょうど1年後に受験することになるセンター試験。高校で学習した範囲の中から出題されることになっていますので、今の段階でも解くことができるものがたくさんあると思います。あと1年という時間を計画的に使って準備していきましょう!

2014年1月27日月曜日

私たちにできることをもう一度考え・行動したい - 大川小学校の皆さんからのCD


今日、ひとつの封筒が届きました。宮城県石巻市立大川小学校からの封筒でした。大川小学校は、皆様もよくご存知だと思いますが、東日本大震災の際に児童の多くが津波で犠牲になってしまった学校です。

震災後の2011年6月、私は自衛隊の方に大変お世話になり、大川小学校にうかがいました。校舎は無惨にくずれて、時計は14:40くらいで止まっていた。その悲惨さにしばらく言葉が出ませんでした。

実はあのころ、本校の生徒たちが商品開発プロジェクトで文房具のノートを開発・完成させたころでした。被災地の小学生や中学生たちが文房具も無くて困っているという新聞記事を見て、本校の生徒たちと

「このノートでも、もし少しでも役立てていただけたらいいね。」

と、避難所の体育館に現物を持ってうかがわせていただいたのです。

そんな3年前の小さなできごとを、大川小学校の皆さんは覚えていて下さり、現在の在校生24名の生徒さんと先生たち、保護者の方々からのメッセージやみんなで歌った歌などをCDに録音して送って下さいました。

聞いていたら、涙があふれてきました。

大川小学校の子どもたちの声は、とても元気で力強かった。

そんな彼らに対して、今から私が、私たちが何かできることは何だろう・・・

よく考えてみたいと、改めて思いました。

そして、考えるだけでなくて、絶対に行動していこうと思っています。


大川小学校の生徒さん、先生方、保護者の皆様、ありがとうございました。

一般入試願書受付スタート

今日から







一般入試の願書受付を開始しました。



9:00からスタート予定でしたが・・・













8:40ころにはもう10名以上中学生の皆さんが待っていました。・・・ということで、少し時間を早めて受付を開始しました。

今日から2月4日までの受付となります。中学生の皆さんは、必要書類を再度確認のうえ、ご来校ください。

2014年1月24日金曜日

誰のための商品?サービス?

先ほど郵便局で用事を済ませてあたりを見回したところ・・・


あった、あった!

ということで、早速購入しました。

実はこのキティちゃんグッズ、本校商業科の1年生にマーケティングを教えてくださっている野林先生の会社で作られているものだそうです。

・・・と数日前にそのことをうかがっていたので、「これかぁ!」(これは書類ケースです。)ということで、すぐにレジへと向かったのでした。



キティちゃん40周年を記念して、郵便局限定キティちゃんグッズが発売されているそうです。(詳しくはこちらをどうぞ。)

ところでこちらの書類ケース、お値段580円、と少々お高い。

野林先生にそのことをお話してみると

「郵便局に来る女性の年齢は30-50代の女性が多いんですよ。OLさんか、主婦の方、などなど。それくらいの方だと、(高校生などがターゲットの商品よりも)少し値段も高めに設定していても売れるんですよね。」

た、たしかに・・・。

やはりマーケティングの原点は「誰に向けた商品/サービス」を考えることですね。

今日のマーケティングの授業でも、そんな事例が紹介されていました。2学期の最後に、「誰のための/どのような商品・サービスか、そしてなぜわざわざそのためにお客様が来るかを考える」という課題がありましたが、その中で生徒が取り上げた事例について、野林先生が詳しい解説を加えて下さいました。


この生徒はJR東海の

そうだ、京都 行こう

キャンペーンについてレポートしました。このキャンペーンのターゲットは

- 子どもが成人して、夫婦2人だけで住んでいる人
-  仕事が忙しすぎて、たまにホッと一息つきたい人




ではないかというのが、この生徒の分析です。(鋭い!!! - 私は京都好きで、年に2-3回は京都に行ってしまうのですが、2つのカテゴリーの下に当てはまるかも・・・)

* 誰の、どんなニーズに応えるために この商品はあるのか

を分析することを日常的にしていくと

* 世の中で、こんな人たちの、こんなニーズが満たされていない → そこに新たな商品/サービスを投入する可能性がある

と考えられるようになります。1年生の皆さんは、現在の学習を続けて、ぜひその先に「自ら発想し・提案できる」力を育成してほしいと思います。

2014年1月23日木曜日

入学試験の発表日






今日は、昨日の入学試験の結果を発表しました。


10:00から発表を始めるという予定でしたが、9:30ころに警備員さんが

「もう校門の前で何人も生徒さんが待っています」















ということで、少し開始時間を早めて発表を行いました。

(こちらの写真は9:50の様子。既に長い行列ができていました。)







1人で発表を見に来て、受け取った封筒の中を見ずに校門へと一直線に向かう中学生もいれば、5人くらい同じ中学の友達と一緒に来校して

「わー!やったー!って喜びたいけど、ここで喜んでいいのかな?」

と友達に確認している中学生もいましたね。

昨日少し体調を崩していた受験生も、今日は元気いっぱい。

「大丈夫?」

と聞いてみると

「もう元気になりました!大丈夫です。」

とのこと。

4月に皆さんに再会できることを楽しみにしています。

2014年1月22日水曜日

入学試験スタート



昨晩の雨もやみ、今朝は良いお天気になりました。

今日はこれから入学試験です。受験生の皆さんが緊張しすぎずに普段通りで臨んでほしいと思います。

お手伝いしてくれている在校生の皆さん、ありがとう!





追記) 明日の合格発表には、みなさん受験票を忘れずお持ち下さい!

2014年1月21日火曜日

明日は入学試験です!

今日の放課後。





普段よりも丁寧に掃除をしている生徒たちの姿を見かけました。

(「え?先生、この写真載せるんですか?私、すごいガニまたみたいに見える!」とはご本人の弁。)

それはさておき・・・丁寧に掃除をしているのは、明日入学試験(推薦入試)が行われるためです。

















校内の準備もほぼ整い、あとは明日中学生の皆さんをお待ちするのみです。

明日は今日よりもさらに寒くなりそうです。受験生の皆さんは温かくしてお出かけください。

2014年1月20日月曜日

10,000時間続けて一流を目ざそう - 商業科課題研究

今日は商業科3年生の「課題研究」の一年間の最後の授業でした。この授業は通年で慶應義塾大学システムデザインマネジメント研究科の先生方に教えていただきましたが、その最終回。

"菊名の街を活性化させる"

という課題に対するグループ毎の最終プレゼンテーションも終了していましたので、今日の授業はどのような内容になるかなと思っていましたが・・・今日の授業はズバリ

"高校を卒業した後の「自分の将来」を計画する"

授業でした。自分の夢・挑戦したいことなどを考えたり、自分の好きなこと、得意なこと、(自分ができることで他の人から)喜ばれることなどを振り返った後にそれを行動に移す大切さを教えていただきました。


富田先生によると、何事も一流になるためには10,000時間、努力をつみ重ねることが必要だそうです。(このことは、マルコム・グラッドウェル氏の著書『天才!成功する人々の法則』に詳しく紹介されているので、興味のある人はぜひ読んでみてください。)

実際に私も学校で達成したかったことなどを振り返ったときに、ほぼ5.5年で10,000時間くらいかかったことに気付き、この法則が面白いほど様々なことにあてはまると実感したのです。




同時に富田先生はおっしゃっていました。

「10,000時間続けられるという時点で、既にそのことに対して才能(好きという感情や得意であること)があるということだということもこの学者によって主張されています。

みなさんは、高校を卒業した後の人生では、

"これを/このように/しなさい"

と指示してくれることはほぼ、無くなります。その時に、この授業で学んだ

- 自分で考えて
- たくさんチャレンジしてみる
- とにかく試してみる

ということを忘れずに、(漫然と時間を過ごすのではなく)10,000時間努力を続けてみてください。そうすると皆さんは、驚くほど力がついていることを後々実感すると思います。」

その通りだなぁ、と深くうなずきながらお話をうかがいました。

ちょうどこの週末に、私は友人から推薦された映画を見ました。



"3 idiots - きっとうまくいく(邦題)"というインドの映画なのですが、これがまさに

人生で好きなこと・情熱を傾けられることを続けていくと、結果がついてくる

というテーマのお話なのです。(明るく大変面白いストーリー展開で、感動しました)

これから自分で人生を切り開きながら生きて行く皆さん、ぜひ今日の授業で学んだことや、この映画のテーマなどを時々思い出して欲しいと思います。

2014年1月18日土曜日

ご冥福をお祈りいたします - 崎陽軒・野並会長

先日、横浜の代名詞ともいえる、崎陽軒の野並会長がお亡くなりになったというニュースが飛び込んできました。

今日はその野並会長の葬儀に参列させていただきました。横浜の経済界を率いていらした方ということで、横浜の錚々たる方がズラリ。また社員の方でも涙ぐんでいらっしゃる方が何人もいらして、生前のお人柄が偲ばれました。

本校は、2008-2009年に崎陽軒さんと共同でお弁当開発をさせていただきました。たまたま崎陽軒さんと本校が同じ年に創業・創立ということで、100周年の2008年に、私から

「お弁当を一緒に開発しませんか?」

と無謀なご提案をさせていただいたのです。それを受け入れて下さり、お弁当『百々(もも)』が完成しました。



崎陽軒さんの代名詞ともいえる「シウマイ弁当」とはまた雰囲気が異なる、女子高生らしさいっぱいのお弁当が完成しました。

本当に良い経験をさせていただきました。
(先ほどある在校生の保護者の方とお話させて頂いていたときに、「うちの子は、崎陽軒さんのお弁当開発を見て、ぜったい高木学園に行く!と中学2年生で決めていたんです。」とうかがいました。)





お世話になりましたことを心から感謝し、ご冥福をお祈りいたします。




そしてもちろん今日のお昼ご飯は・・・

野並会長を偲んで

横浜名物「シウマイ弁当」

であります。美味しい!

2014年1月16日木曜日

舞台技術とコンピューター - 昭和音楽大学西海先生のお話

今日は商業科、情報科の2年生を対象に、昭和音楽大学音楽学部音楽芸術運営学科の西海先生にご講演いただきました。

音楽大学というと、私などの古い感覚では

 - 楽器を演奏する
 - 作曲する、指揮する
 - 声楽

を勉強する場所、というイメージでいたのですが、いまや音楽大学で学べることは実に多い!実際に昭和音楽大学さんでも上記のような内容だけでなく

- アートマネジメント (音楽会、オペラ、バレエ、ミュージカル、舞台などを企画して運営すること)
- 舞台スタッフ (舞台監督、照明、音響などでパフォーマンスを創りあげること)
- 音楽療法 (音楽を通じて体に良い影響を与えられるような方法・技能などを学ぶこと)
- ミュージカル
- バレエ
- ジャズ&ポピュラー音楽

などを学ぶことができるそうです。





今日はそのような多彩な学校の中で、舞台音響・照明などをメインに教えていらっしゃる"舞台スタッフコース"の西海先生のお話をうかがいました。








これまでは、舞台の照明などを考える際にアナログで作業していたそうですが・・・


例えばこんな定規のようなものを使って、舞台の照明の図面のようなものを描いたりしたそうです。

ですが、最近ではこのようなものはパソコンのソフトを使って行うようになり、舞台を創る際にもパソコンの知識などがより求められる時代だそうです。




実際に
ステージのサイズなどをパソコン上で縮尺して、そこに照明を使う場合のシミュレーションなども画面上で行うことができるようになったとのこと。

以前と比べると楽になった面もあるそうですが、逆に細かく事前準備できるようになりすぎて24時間(会場の制約などなしに)準備し続けてしまうなどということもあるそうです。

先生曰く「舞台スタッフというのは、ある種芸術家ですからね、妥協できないところがあります。」



実際にこの講座を受講していた商業科の生徒も、"アートマネジメントコース"に興味を持ったと言っていました。

皆さんも興味を持ったら、ぜひ大学を実際に見学してみたり、大学生の公演などを見に行ってみたり・・・と次へのアクションにつなげて下さいね!

西海先生、お忙しい中ご来校くださいまして、ありがとうございました。

2014年1月15日水曜日

高校生がさらに活躍する1年に

今日は毎年この時期恒例の「神奈川私学新春のつどい」に参加させていただきました。

神奈川県の黒岩知事や横浜市の林市長、また県・市議会の議員の方々などと私学の教職員や保護者の方などが参加するつどいなのですが、ここで黒岩知事がおっしゃっていました。





「昨年は高校生が大変活躍したと感じられた1年でした。私のもとにも、"こんなことを高校生が達成しました"というご報告をたくさん頂きました。今年もますます生徒の皆さんの活躍できる1年になればと思います。」







そうです、昨年は本校の生徒たちが開発したアイスクリームを






黒岩知事みずから召し上がって下さるという機会にも恵まれました。









そしてつい数日前に黒岩知事からお手紙をいただき、そこにも「生徒さんのさらなる活躍、期待しています」と直筆で書いてくださったのでした。

今年も在校生の皆さんのいろいろな場面での活躍を、ぜひ知事にご報告させていただけるような1年にしましょう!(気合)

日経MJにてご紹介頂きました

本日付の日経MJ(日経流通新聞)にて、本校生徒と森永乳業さんが共同開発したアイスクリーム「チェリオときめきベリー」についてご紹介いただきました。

15面の「フードビジネス」のページに掲載いただいていますが、記事のタイトルは

"女子学生と開発  男性からも支持"

ということで、本校のアイスクリームや、本校と連携している女子栄養大学さんのパスタなどについて紹介されています。

日経MJ様、ありがとうございました。

2014年1月14日火曜日

Country Road - 普通科English through Songs

今日は3学期に入って第1回目の普通科"English through Songs"の授業がありました。

今日から学ぶ歌は"Country Road"(邦題は「故郷に帰りたい」)という曲だそうです。私も普段カントリーミュージックを聞く機会が少ないのですが、サビの部分は確かに聞いたことがある。有名な曲です。


早速Kai先生のギター&歌に合わせて練習しました。

今回は、この曲を歌えるようになるだけが目標ではなく、歌詞をかえてグループごとに替え歌を作ることが課題です。


英語のもともとの曲は"ウェストバージニアの故郷をなつかしむ"という内容ですが、これをグループごとに自由な発想で面白い曲に変えてみて欲しいのです。

(プリントの例を見て笑ってしまいました・・・

Almost heaven, East Kanagawa (天国に近い、東神奈川)

・・・さすがにこれは、ちょっと無理があるかも???)



今学期も楽しみながら英語を勉強していきましょう!

2014年1月10日金曜日

新春初生け

華道部は今日から3学期の部活がスタート。新春初生けですね。






今日の花材は、センリョウや松など新春らしさがいっぱい。


同じ花材をいけても、やはりそれぞれの生徒によって全く異なる作品ができあがります。

















こちらの生徒たちも

「うーん、あとどの花材を使おう・・・」

と色々考えている様子。










ちなみに








こちらは先生の生けたお手本です。


華道部も今年、ますますパワーアップしていきたいですね!(興味を持った在校生の皆さんは、今からでもいつでも参加してください。)

なぜそこに人が集まるのか? - 商業科「マーケティング」授業

今日は商業科1年生の年明け第1回目のマーケティングの授業がありました。

2学期末に

「なぜそのお店/サイトに人が集まるのか」

について考え、レポートを提出することが課題となっていました。生徒たちが提出したそのテーマ(お店/サイト/商品/サービスなど)について、今日の授業では野林先生が解説してくださいました。

私などの年代ではあまり気がついていないようなお店やサービスなどについても、高校生は関心を持っているのだなと感じ、大変興味深かったです。

たとえば、IKEAについて取り上げた生徒がいましたが、IKEAといえば北欧発のオシャレでリーズナブルな家具などが有名ですよね。しかし、この彼女はIKEAの魅力はそれだけではなく、「\499のモーニングビュッフェがある」こと。それがきっかけで人が集まることもある、というレポートをしていました。(なんでも、ワッフルを9段重ねにしているお客さんがいた、とのこと・・・!)

そんなビュッフェがあるんだ?!と初めて知りました。・・・が、学校から一番近くのIKEA港北のホームページを見てみると

「皆さまにご好評をいただいておりました、土日祝限定のIKEA港北モーニングビュッフェですが、誠に買ってながら2013年12月29日(日)をもちまして終了となりました。今までの間、ご愛好いただき誠にありがとうございました!」

とありました。(好評すぎて採算が合わなかったのかもしれませんね。)

また、


フリーペーパー「R25」に特集されていた「お一人様サービス」についてレポートした生徒もいました。

ちなみに、野林先生曰く

「この雑誌(R25のことです)、実は創刊したの、私です。」

瞬間、教室から生徒たちが

「ぉおー!」



また、他の生徒は大好きな雑誌Seventeenについて克明なレポートを提出していました。






規定の紙だけではおさまりきらず、何枚もの追加の紙にびっしりレポートされています。









さらに

「私の大好きな"Seventeen"がマーケティングにつなげられたこと、心から誇りに思います」と感想が書いてありました。




自分の大好きなこと・興味のあることから「これはどうなっているんだろう?」「どうしたらより良い商品やサービスができるだろう?」と考えることは大変意味があることだと思います。

今学期もそのような生徒たちの気持ちを大切にしながら、マーケティングの授業を進めていただく予定です。

2014年1月9日木曜日

今年も生徒たちと・・・

昨日から新学期が始まって、今日からは授業もスタートしました。生徒たちが1日中学校にいるということで、冬休みのうちに忘れかけていたあの感覚が・・・

そうです

理事長室のドアをノックする音・・・

ドアを開けると、予想通りの生徒たちが

「あー、先生ー久しぶりー!」

と手をふりながら立っています。アイスクリームプロジェクトの生徒たちです。今日は集まるように声をかけているわけではないので何だろうと思いきや

「先生、いつヒマですか?」

・・・「(怒)暇な時はありません!」

と言いきったのですが

「えっと、いつお時間ありますか?」(全く諦めず、へこたれず聞くんですよね・・・)

「え?どうして?」

「あのー」

(彼女たちがアイスクリームの販売について何か新しいプランでも持ってきたのかと期待しながら次の言葉を待ったのですが)

「私の好きな海外のアーティストに英語で手紙を書こうと思ってるんですけど、それどうやって書けばよいかと思って。」

・・・(沈黙)

「それは自分で考えなさーい!」

と新春早々、思わず仁王立ちしてしまいました。が、今年もまたこんな様子で生徒たちとワイワイガヤガヤ接しつつ面白いことをしかけて行こうと画策中です。今年はどのようなワクワクすることに出会えるでしょうか。

2014年1月8日水曜日

女子美術大学大村理事長先生との出会い

年初から、今日も素晴らしい出会いがありました。

本校と連携させていただいている女子美術大学の大村智先生が本校にいらして下さいました。

大村先生は、天然有機化合物の研究で世界的に大変立派な業績を残され(大村先生のプロフィールについてはこちらをご覧ください)「2億人を病魔から守った化学者」という本でも紹介されている大変素晴らしい方なのです。

また、芸術を愛され、ご自身で美術館を設立されたり、絵画のある病院を創られたり、そして女子美術大学の理事長先生をつとめられたりと芸術分野でも大変ご活躍されています。

その大村先生が本校に来てくださるとあって、大興奮!

そして・・・実は女子美術大学さんの敷地の土を使って焼いた陶器を頂いたのですが、ミーハーな私は



「先生!いま、こちらに黒のペンを持ってまいりました!こんな機会はもう2度とないかもしれません。サインをお願いしてもよろしいですか?」

ということで、厚かましくもサインをお願いしてしまいました。












ということで





ノーベル賞に最も近い日本人の先生とも言われている大村先生のサインを年明け早々に頂いて恐れ多いですが、感激しました。








その大村先生がおっしゃっていた言葉で印象に残っているのは

「絶えず新しいこと、それも分野を特定するのではなく、さまざまな広い分野のことを考えていると、ある時パッとアイデアが出てくることがあるんです。そういうことを絶えず磨くことが大切です。」

「若いうちに美しいものを生徒たちに見せると、希望を持つこともできるようになるし、困難に立ち向かうこともできると思うのです。」

「つねに好奇心を持っていること、これが元気の秘訣でしょうか。」

本当に良いご縁を頂きました。大村先生、女子美術大学の先生方、本当にありがとうございました。今後ともどうぞよろしくお願い致します。

「進化」する2014年

本学園では、今日からいよいよ2014年が始動しました。気分も新たに、元気に明るく毎日を過ごしていきたいですね。

そんな今日は、高木学園の先生・職員に2014年の年頭挨拶を致しました。その内容をこの場でもご紹介します。

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明けましておめでとうございます。新しい年のお慶びを申し上げ、この場にいる皆様がたとご家族が健康で良い1年を過ごされるようお祈りしています。

昨年、この場で2013年は「前進」する1年にしましょう、と挨拶したのがつい昨日のように感じられます。実際に昨年1年の間に高等学校でも幼稚園でもさまざまな面で「前進」したように思います。

高等学校では、平成25年度(2013年度)より新しいカリキュラムがスタートし、各学科でさまざまな新しい取り組みに挑戦してきました。

また、クラブ活動においてもライフル射撃部のみでなくハンドボール、ソフトテニス、卓球、剣道などのクラブで良い成績をおさめました。

さらに、昨年は新たな取り組みとしてオリジナルミュージカルを創ったりもしましたし、森永乳業さんとの共同開発アイスクリームも発売しました。

幼稚園では、今年度が創園60周年ということで、さまざまなイベントを行いましたし、また今年の1月からは横浜市型の預かり保育をスタートするための準備も行ってきました。

こうした「前進」は1年だけで終わらせてしまってはならないと考えています。




ところで、私はこの冬休みの間に母の故郷である熊本県の天草を訪れました。そして、昨日九州で新聞を読んでいたところ、こんな記事が目に入りました。それは・・・

「くまモン、年賀状を6,190通も受け取ってうれしいモン!」

この記事で特に面白いと思ったことは、くまモンの受け取っている年賀状の枚数です。くまモンは2010年の3月に生まれ、初めて迎えた2011年のお正月には年賀状は122通だけだったそうです。それが昨年は4,055通、そして今年はさらにそれを超える6,190通も届いたということです。

(写真は、熊本空港の荷物受取場です)




くまモンは、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、2011年の九州新幹線(大阪~鹿児島)開業の際に、単なる通過駅になってしまうことに危機感を持った熊本県の方が、その1年前に小山薫堂さんにアドバイスを求めたことから生まれました。

初めは"熊本県非常勤職員"という立場であったくまモンですが、その後"営業部長"へと昇進し、さらに今年からは"しあわせ部長"も兼任するようです。

このくまモンの立役者である、熊本県の蒲島知事は素晴らしいことをおっしゃっています。

「この線から先の人たちは、くまモンを知らなくてよいという限界を作ってはいけない。常にフロンティアをどんどん伸ばしていくことです。

くまモンは、もともと小山薫堂さんと水野学さんが生みの親なので、天性の才能はあったと思うのですが、本人も努力してずいぶん進化しました。」(『くまモンの秘密』幻冬舎新書、236ページ&231ページより引用)

進化することが大切なのは、くまモンに限ったことではありません。教育でもまさに同じことがあてはまります。ここまでで良いという限界はないと思います。世の中が変わっていて、社会のニーズが変わっていく中で、当然教育に求められるものも変わっていきます。私たちは、常に自らが柔軟に変化すること、昨日までの私たちを超えていくことが大切だと思うのです。

2013年に「前進」した後の2014年は、自らをさらに超え、進化させて、すぐれた教育を創ってゆきたい。




進化」とは、事や物が進んで、より優れたものになること、だそうです。

2014年は、毎日教育を「進化」させる、そのような1年にしたいと考えます。本年もどうぞよろしくお願い致します。