2014年3月31日月曜日

平成25年度よりさらにジャンプ!

今日は3月31日。つい先日スタートしたばかりだと思っていた平成25年度の最終日となりました。

今朝、起きたときに聞いていたラジオで

「今年度を自己評価するとしたら何点?」

という問いかけがあり、改めて今年度を振り返ってみました。

まず、今年度の1年生から新しい学習指導要領が適用されることとなり、それに伴って本校の各学科のカリキュラム(時間割・科目など)も大きく変わった年でした。その中で、企業や大学の先生方に授業に積極的にご登壇いただき、生徒たちにとっても大変良い刺激になったようです。

また、クラブ活動の活躍も目立った一年だったように思います。ライフル射撃部、ハンドボール部、ソフトテニス部、卓球部、バトミントン部、茶道部などが外部の大会などで賞をいくつもいただいた年度でもありました。

同時に生徒たちの人前に立つ力、自信などを育てるという目的で学校オリジナルミュージカルも立ち上げたりもしました。

さらに、企業との共同開発商品(森永乳業さんとのコラボアイスクリーム・チェリオ)を全国で発売させていただき、そのことがきっかけとなり多くのメディアにもご紹介いただくこととなりました。

総じて、平成25年度は、学校の教育内容を「今の社会で必要とされること」に対応させるため、改革を進めはじめた年度であったという気がしています。

先ほど、明日づけで異動される新聞社の横浜支局長様とお話させていただいたのですが、

「高木さんが考えているような方向で、どんどん教育を活性化させてほしいですね」

と言っていただきました。この支局長様にもこれまで大変お世話になり、改めてありがたいなという気持ちでお別れのご挨拶をしてきました。本学園の教育の改革を進めるうえで、本当に多くの方のお力をお借りしていることを改めて感謝しました。

明日からはじまる平成26年度には、さらに多くの改革を進める予定にしています。ぜひ在校生、そして新たに本校に入学される1年生には自分から積極的に・貪欲に行動して欲しいと思っています。

(追記: 先ほど来年度から新しく使用する生徒手帳が到着しました!ちらっと見てみましたが・・・早く皆さんに渡したいと希望が膨らんでいます。お楽しみに!)

2014年3月30日日曜日

社会で役に立つ女性へ - ヤングリスナーお手伝い(FM横浜Futurescape)

昨年、森永乳業さんとアイスクリームの共同開発をさせていただいた時に、FM横浜で土曜日朝9:00-11:00に放送している小山薫堂さん・柳井麻希さんの情報番組「Futurescape」に出演させていただいた生徒たち。

そのことがきっかけとなって、生徒たちが「ヤングリスナー(若い世代のリスナー)」を増やそうと、色々番組にお世話になっています。

実は昨日までの3週間連続で、毎回FM横浜のスタジオでスタッフの方のお手伝いをさせていただいていました。

朝9:00からの生放送ですので、スタッフの方は毎回7:00前からスタジオ入りして準備をされています。

生徒たちも7:30前にはスタジオにうかがい、そんなスタッフの方のお手伝いをさせていただきました。

リスナーの方からの投稿メールやfaxを整理したり、当日の台本のコピーをしたり、番組で放送する楽曲のCDを探したり。

生徒たちはコピーの仕方一つから良くわからない状態でのスタートでしたが、スタッフの方々が親切に温かく迎えてくださって、大変素晴らしい経験をさせていただきました。

さらには、生放送中にちょっとだけ放送に参加させていただいたり、




番組中で小山薫堂さん(日本を代表する放送作家で、くまモンのうみの親・お父さん、でもあります)が出題したクイズの答えをリスナーの方に写真でお知らせするため撮影させていただいたり・・・。





生徒たちは当初、自分から積極的に行動することに戸惑ったりする場面も若干あったのですが、全ての瞬間を楽しんでお手伝いさせていただきました。

番組のホームページにて、スタッフの方が本当にうれしいコメントを下さいました。(こちらの「ジャイ子日記87」をご覧ください。)

私自身も、この経験を感動しながら見守っていました。生徒たちがアイスクリームの開発をきっかけに、人生の道を自分たちで切り開く経験をさせていただいたということは、何ものにもかえられない貴重な人生体験だと思っています。(社会に出て、人生を生きて行くということは、こういうことの連続だと感じるからです。自分の力で道を切り開かねば、人生に広がりは出てきませんよね。)

そして、15年も続く(=いろいろな方から支持されている)FM横浜の番組で超一流の方々に直接接する機会をいただいて、社会で役に立つためにはどういう人間になることが大切かを、感じる絶好の場となったとも感じています。

本校は「社会で信頼され、役に立つ女性」を育てるために創立された学校です。高校生であっても、社会・様々な方と積極的に接して、その中で自分自身の才能を発見したり、将来の生き方を考える機会を今後もたくさん創って行きたいと考えいます。

小山薫堂さん、柳井麻希さん、番組スタッフの皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございます。生徒ともども、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2014年3月27日木曜日

すばらしい企業を訪問

今日はN先生とともに関西方面へ。今度の4月からお世話になる予定の、ある企業様を訪問させていただきました。

海も山も見渡せるとても素敵なオフィスの会議室で、4月からの打ち合わせをさせていただきました。私もN先生もその会社の社長様が書かれた本を読んで「こんなにすばらしい会社があるんですね」と感動していたのですが、社員の皆様もまたすばらしい方ばかり。

新年度、とてもワクワクする、そして社会で活躍できる女性となれるためのプログラムがまた一つスタートします。私自身も心から楽しみにしています。




というところで、在校生の皆さんは

「何ーーー?」

と気になっていることと思いますが・・・新学期をお楽しみに!

2014年3月26日水曜日

前を向いて歩こう - 篠原欣子さんからの贈り物

先日この場で、本校卒業生でテンプスタッフ株式会社の創業者(現在は代表取締役会長)の篠原欣子さんが新しい本を出版されたことをご紹介しました。

今朝、書籍小包が届いて・・・




数日前に私が本屋さんで購入させていただいていた本を送ってくださいました。


しかも・・・
















サインまでしてくださっていました。

(ご著書にサインをしていただくのが大大大好きな私としては、本当に感激です。)

一冊を図書室に入れておきますので、皆さんぜひ読んでください!








そして・・・私は前を向きながら明日は西の方角へ・・・!行ってきます。

2014年3月25日火曜日

東洋大学学びLIVE授業体験

今日から春休みに入りましたが、在校生の多くが今日は東洋大学の「学びLIVE授業体験」に参加させていただきました。

引率のY先生からのレポートをご紹介します。

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今日は東洋大学白山キャンパスで「"学び"LIVE授業体験」が行われ、本校からも多数の生徒が参加させていただきました。

時間割には67コマの授業が用意され、その中から自分の興味があるものを3コマ選ぶことができます。
オープンキャンパスと違い、実際に大学の勉強に触れることができるので、参加者はみな真剣な様子です。

他校の高校生とともに参加する大学のイベントは、いい緊張感があり刺激になったと思います。





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このように学校で企画してみんなで参加するものだけでなく、自分の興味のある大学・学部などにはぜひこの春休みの間に一度訪問してみることをお勧めします!

学校や学生さんの雰囲気がわかるだけでなく、やる気も格段にアップしますよ!

すてきなおうちのつくりかた - 本校デザイン・村口先生のお宅

先ほど一通の書籍小包が届きました。開けてみると





こんな偶然はあるのですね。

実は先週末、本屋さんでこの本を見かけて

「買おうかな~」

と思っていて、今週の仕事が一段落したら本屋さんにまた買いに行こうと思っていたのです。

その本を送ってくださったのは、本校の建築デザインを監修してくださった村口峡子先生(大変残念なことに、昨年の夏にお亡くなりになりました)のご主人の村口先生です。






この本の中で、その村口先生ご夫妻のご自宅が紹介されていました。本当に居心地のよさそうな空間です。こうしたおうちにお住まいの方だからこそ、本校のような「女の子の生活するうえで居心地の良い空間」のデザインを考えてくださったのだな、と心があたたかくなりました。

後日ランチスペースに置いておきますので、皆さんもぜひ手にとってみてください。

2014年3月24日月曜日

平成25年度3学期終業式

今日は平成25年度3学期の終業式を行いました。すでに3年生は3日に卒業してしまっていますので、1年生、2年生が体育館で行われた式に参加しました。

ついこの間始まったばかりだと思っていた平成25年度がもう終了ということで、2年生は4月からは3年生に、1年生も2年生に進級ですね。特に3年生は最高学年、受験もいよいよ近づいてくる学年ですから、春休み中にもしっかりその準備も進めてください。

そして今日は





今年度で高木学園を離れられる先生方にもご挨拶をいただき、生徒会からもお礼をお伝えしました。

先生方、ありがとうございました。








その後、生徒たちの表彰も行われました。


こちらは実用英検2級に合格した普通科2年生。(1年生で準2級に合格した生徒もいました。)素晴らしいです。

ちなみに、この2級に合格した生徒に会ったので

「すごいね!おめでとう!」

と話していたところ

「私、頑張りました!」

とのこと。



普段からよく頑張っている彼女なので、合格は当然にも思えましたし、とてもうれしいです。

それでは皆さん、充実した春休みを過ごしてください!また4月に一回り成長した皆さんにお会いするのを楽しみにしています。

2014年3月23日日曜日

前を向いて歩こう - 卒業生篠原欣子さんの履歴書

本校の卒業生のお一人に、テンプスタッフホールディングスの創業者で現在代表取締役会長の篠原欣子さんがいらっしゃいます。

篠原さんは昨年の6月に日本経済新聞の「私の履歴書」にご自身の人生を掲載されていたのですが、その履歴書をまとめた本をこのたび出版されました。


全くの自力で、女性で、しかも38歳のときにテンプスタッフを立ち上げられた篠原さん。まさに本校の創立者・高木君の「社会で信頼され、役に立つ女性」を体現されている方です。

いつもお目にかかるたび、そのエネルギーと謙虚さ、素敵な笑顔に魅了されます。

後輩にあたる在校生の皆さんには、ぜひその篠原さんの人生に、ぜひ触れてみて欲しいと思います。(18-27ページには「高木学園」のときの思い出が紹介されていますよ!)

2014年3月19日水曜日

神奈川新聞にご掲載いただきました

今日もまたあわただしい一日でした。午前中は幼稚園の卒園式、その後少し席で仕事をしたのち、授業のご相談もかねて某大手広告代理店さんへ。そしてそこから戻ってきて、このブログに辿りつきました。

・・・という感じの毎日なので、アップする情報に若干タイムラグ(時差)があるのですが、先日3月17日(月曜日)の神奈川新聞さんにて本校の商品共同開発についてご掲載いただきました。

(実はこちらの記事については、いつ掲載になるかはわかっていなかったのですが、先生たちと一緒に出かけた先で

「今日出てましたね」

と教えてもらい、その場で写真に慌てておさめました。)

記事の中では、本校以外の事例も紹介されているのですが、写真はバッチリ本校で昨年共同開発・発売させていただいたアイスクリームのプロジェクトのものを大きく載せていただきました。ありがとうございます!

先日教室で生徒と話していたときに

「先生、次の商品開発はもう決まっているんですか?」

との質問を受けました。

「はい!」

と答えたのですが、新学期早々に具体的な内容を発表したいと思います。お楽しみに。

2014年3月18日火曜日

気になる人物を英語で紹介!-普通科英語授業

今日は信じられないほどのスケジュールを何とかこなし、このブログを書くところまでたどり着きました。

というのも、本校の教育内容をどのように改善をしていくかを考えるために企業の方にお話しをうかがったり、英語授業の指導方法を慶應義塾大学の田中教授にご相談したり、商業科のマーケティング指導をしていただく方(現役バリバリのビジネスマン)の会社に打ち合わせでお邪魔したり・・・ということで、あっという間に夜の9時になっていました。

という前置きはさておき、今日、英語科の先生たちと一緒に、来年度の英語の授業内容について慶應義塾大学の田中教授にご相談をしていました。

その時に、今年の普通科1年生の授業の中で

「世界で気になる人物について、英語で紹介する」

というプロジェクト活動を行ったことを聞きました。その際に生徒たちが作成したポスターも見せてもらったのですが・・・






左2枚のようにカラフルで楽しそうなものもあれば・・・












これら3枚は、かなり真面目に「人物紹介」を行っているものも見られました。

どれもみなさんの熱意が感じられて、

「すごい!面白い!」

と感動してしまいました。





昨年の今ころから英語の授業の内容をいろいろ検討していますが、今年度のよかった点をさらにいかして来年度以降も充実した授業を創っていけるよう、先生たちと工夫しているところです。

在校生のみなさんも、ぜひ積極的に貪欲に学んでください!

2014年3月17日月曜日

皆さんの意見を聞かせて

3月ももう後半に突入しました。週末の土曜日には新1年生のための説明会が開催されましたが、学校では学年末、新年度の準備、そして次の入学試験のための準備なども少しずつ進めているところです。

私はというと・・・さきほど学校のポスターデザインについて考え事をしていました。デザイン会社さんから提案をいくつかいただき、どれがよいかなぁ・・・と思っていたところで思い出したのが、先日の商業科1年生の「課題研究」のときの生徒たちのコメント。

「(中学生にとってみたら)一番年齢の近い私たちが生身の声に近いと思うんです。在校生の声を是非取り入れていただきたいですね。」

その通りだと心の底からうなずいていたのです。そうだ、みんなに聞いてみよう!

ということで、いくつもの教室にお邪魔しました。(あるいは廊下で歩いていたところを突然呼び止めて協力してもらったお二人もいましたね。)

「まだ本当に最初の段階の提案なんだけれど、ポスターの案がいくつかあります。みなさんだったら、どれが良いと思いますか?」

すると、みなさん、本当にいろいろ意見を聞かせてくれました。私が思っていたこととすべて同じコメントをした生徒もいたりして、

「気が合うわねぇ!」

と硬い握手をしたことも。

在校生の皆さんに意見を聞いて、まだこれからいろいろ変更や調整をしてもらう~、そして撮影する予定、と話していたところ

「先生ー、ここまで私たち真剣に考えたから、その途中段階も見せてほしい!またいろいろ考えたい!」

と大変積極的。(素晴らしい!)

「じゃ、春休み中に学校に来て」

と話したところ・・・

「え、それは、ちょっと・・・」

私はさまざまな場面で在校生の皆さんたちの意見を積極的に聞きたいと思いますし、皆さんにはぜひ"自分から"前に出て行動してほしいと思うのです。意欲があればぜひ訪ねてきてください!(ただしスケジュールがありますから、お早目に。)

2014年3月15日土曜日

小山薫堂さん、柳井麻希さんにパチパチ!-FM横浜Futurescape

今日は早朝からFM横浜のスタジオへ向かいました。

昨年、森永乳業さんとのアイスクリーム共同開発の際に、生放送番組に出演させていただいたことがきっかけで、FM横浜の情報番組「Futurescape」(土曜朝9:00-11:00、ナビゲーター:小山薫堂さん、柳井麻希さん)で何かとお世話になっている本校生徒たち。

今日はその番組の生放送現場でスタッフの方々のお手伝いさせていただくという機会をいただき、番組スタートのかなり前からスタジオ入りさせていただきました。

生徒たちはお手伝いさせていただく貴重な機会を頂いたことに感動していたのですが・・・なんと



お手伝いの途中で、番組で再度小山さん・柳井さんと対談させて頂くという大変貴重な機会まで頂いてしまいました。
(小山さん、柳井さん、スタッフの皆様、本当にありがとうございました。)






聞いている方が幸せな気分になれるような雰囲気を作っていらっしゃる小山さん、柳井さん、スタッフの皆様の様子を間近で見せていただいて、生徒たちは「世の中で誰か他の人の役に立ちながら仕事するということはどういうことなのか」を感じとったようです。

ちなみに・・・小山薫堂さんが先日


『パチパチのほし』という心がほんわか温かくなる絵本を出版されました。

宇宙人が地球にやってきて、地球で「パチパチ拍手する」ことをお金の変わりにしてしまう、すると地球上でみんなが周りの人に感謝し始めるという幸せなお話です。









その本に、このような素敵なサインを頂いてしまいました。

私としては「小山さん、柳井さん、スタッフの皆様のあたたかさに パチパチ(拍手)」

本当にありがとうございました。

企業x女子中高生の商品開発 - サンケイエクスプレス掲載

最近は年度末の仕事やら新学期の準備やらで大変忙しく、ブログのペースが追いついておりません。

数日前に「企業x女子中高生の商品開発」というタイトルでサンケイビジネスエクスプレスに記事を掲載していただいていますので、ご紹介します。(こちらをご覧ください)

平成26年度にも商品開発の取り組みは継続(ただしこれまでと異なる企業様と)してまいります。実際に社会で役に立つ女性を育てるという理念の本校では意義のある取り組みの一つです。次はいったいどのような商品開発となるか、ご期待ください。

2014年3月13日木曜日

システムxデザイン思考で世界を変える- 慶應義塾大学院システムデザインマネジメント研究科の手法

本校商業科3年生の授業「課題研究」でお世話になっている、慶應義塾大学院システムデザインマネジメント研究科の前野先生(学科長)、そしておなじみの富田先生、石橋先生たちが、こんな素敵な本を出版されました。

出版されることは以前からうかがっていましたが、先ほど本屋さんで発見して早速購入しました!


企業の方々もSDMの手法を学ばれて、実際のビジネスに活用されていることを・・・本校では高校生でありながら学んでしまいます!

この本はとてもわかりやすく説明されているので、ぜひ皆さん読んでみて下さい。私が読み終わったら皆さんが手にとることのできる場所においておきます。

2014年3月12日水曜日

ブランディングってなあに?

定期試験は昨日で終わり、今日から数日間は再試期間です。クラブ活動などで登校している生徒もちらほら。



そんな中、私のもとに生徒がたずねて来たので、いろいろ彼女たちと話をしていました。

その中で、本校でもラジオ番組にお邪魔させていただいてからお世話になっている放送作家(かつ、くまモンの生みの親)の小山薫堂さんの新しい本(アートディレクターの佐藤可士和さんとの対談集)を書店で見かけたので購入したという話をしていました。

お二人とも会社などの方向性をデザインするお仕事をされているとあって、そのような内容を含んだ対談集になっています。

すると、この本をパラパラと見ていた生徒が






「先生、ブランディングって、もともとある会社に、他の人が新しい線路をひいて、その会社をその方向に走らせていくことですか?」

!!!

あまりに詩的で美しい表現なので

「も、もう1回言ってくれる?」

と思わずメモしてしまいました。






そこで生徒たちに説明したのは、

「ブランディングには大きくわけて2つあると思うの。まずは全く新しい会社をつくりました、さあ、これから何かをスタートします、というとき。どのような会社のサービス・物にしましょうか、会社のロゴはどうしましょう、ウェブサイトはどうする、などまったくゼロから何かを始めるときにそのイメージを作ること。2つ目は、今言ってくれたみたいに、もともとある会社の方向性をもっと素敵にしたいなとか、変えたいというとき、こんな風にしたらどうだろうと企画して実行していくこと。今、質問してくれたのは多分2つ目にあてはまるよね、とにかく素晴らしく的確な表現だと思う。」

マーケティングの分野で仕事をしてきた私ですが、さきほど生徒がポロっと口に出していった言葉のように美しい「ブランディング」の定義はいまだかつて聞いたことがありませんでした。

生徒たちは本物に触れて意欲が高まったとき、どんどん本質を理解して大人顔負けの何かを生み出したりします。そんな瞬間をこれからももっと生徒たちと共有していきたいと感じた午後でした。

2014年3月11日火曜日

明治大学キャンパス訪問

今日で試験も終わり、25名以上の生徒たちが午後から明治大学のキャンパス訪問にでかけました。

引率のY先生から写真とレポートを送ってもらいましたよ!さすがは現在日本で一番出願者の多い明治大学。学生さんたちからも勢いを感じる訪問となったようです。

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定期試験最終日ということで、恒例の大学訪問見学会に出かけました。今回は明治大学駿河台キャンパスです。大学紹介のDVDとプレゼンを見たあとで、リバティタワーを見学させていただきました。


素晴らしいのは、そのすべてを(明治の)学生さんが運営してくれたことです。4年生と3年生の学生4名が担当してくれましたが、自分の大学にプライドをもっているからこそ、ボランティアで活動してくれるのだと思います。大学に貢献する彼らの姿は、生徒にとって素敵な先輩像として映ったと思います。





 





最後に、案内してくれた学生さんたちとともに記念撮影をして終わりました。









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お世話になりました明治大学の皆様、ありがとうございました。

あの日から3年

今日は3月11日です。東日本大震災から今日で3年となりました。

あの日も(今日もそうであるように)学校は3学期の期末試験の最終日でした。部活などで学校に残っていた生徒たち約120名は全員無事で、そのうち半数近くの生徒たちが本校で一晩過ごすこととなりました。学校は幸いインフラ(電気、水道、ガスなど)に問題がなく、先生たちの協力で温かいご飯まで準備することができました。そうして無事・安全に過ごすことができました。

そして学校ではほとんどテレビを見ていなかったので、東北がどのような惨状になっているのか、その日のうちには全く分かっていませんでした。

翌日。ようやく電車も動いたため、生徒たちが下校し、自らも自宅に戻ってそこで初めてテレビを見て、東北の大変な状況を知ることとなりました。想像を絶するほどの規模の津波が、一瞬にして尊い多くの方の生命を奪ってしまいました。

それから3年間。

本校でも生徒たちと支援の物資をお送りしたり、募金を行ったりしてきましたが、やはりときの経過とともに少しずつあの衝撃の記憶が薄れてきていることも事実です。

昨日私は、日本銀行仙台支店にいらした方から「東北経済の現状と課題」というお話をうかがいました。


現在、被災した東北地方では、公共投資(国が道路など公共のものを作るためにお金を使うこと)が震災前に比べて多くなっているものの、資材や人(実際に建築などの技術を持った人)が圧倒的に不足しているそうです。

そうした問題なども絡んで、3年経った今でもまだ復興が(当初想定していたような速さで)進んでいないところも多いとのこと。

また、仙台など一部の都市に人口が集中してしまっているなどの問題も生じているようです。

私たちはこうした東北経済の抱える問題に、どのように少しでもサポートができるのでしょうか。




また3年前の震災で大切な方を亡くされた方もいらっしゃると思います。そのような状況に直面したあと、どのように生きていくのか、いのちとは何か、そんなことも考えることも多かった3年だったのではないかとも思います。

先日、出版社の方から頂戴した本の中に

『高校生の「いのち」の授業』

という本がありました。推薦のことばの中で上智大学名誉教授のアルフォンス・デーケン先生が

「死をみつめることは、自分にいただいた『いのち』をどう大切に生き抜くかを考えることです」

とおっしゃっていました。今日この日にこそ、もう一度、あの日を経て生かしていただいている私たちがいかにその『いのち』を大切に生きていくか、そして東北への支援を忘れずに生きられるか、考え行動しつづけていきたいと思います。

2014年3月6日木曜日

みんなは立派なマーケター - 商業科1年生最後の課題

今年度、商業科1年生の生徒たちは「ビジネス基礎」という授業の中で毎週"リクルートやローソンなどで伝説のマーケター"と呼ばれた野林徳行先生からマーケティングについて教えていただきました。

3学期の最後の課題は「高木学園の商業科に応募者が殺到するためにはどうするか?」を考えるというものでした。

大変お忙しい野林先生が週末に全てのレポートを採点してくださっただけでなく、このような表にその内容までまとめて送って下さいました。

毎回私も見せていただいているのですが、今回の内容は特にわが・高木学園商業科がテーマとあって、受講いている1年生の声を大変楽しみにしていました。


(ちなみにピンクの線はあまりに重要ポイントだったため、私が読みながらバンバン引きました。)

「(パンフレットなどに)今実際にそのコースで学んでいる人の言葉を入れて、中学生目線にしてあげるといいと思います。」

「商業科で習っている科目をゲームなどに変えてみると、商業科でやっていることが(中学生にも)理解できて良いのではないかと思います。」

「コラボ商品をもっと詳しく紹介し、商品を展示、配布できるものは配布する。」

!!!

いかがですか?高校1年生でありながら、ここまで真剣に"誰に対してアピールするのかをふまえて提案ができる"ということに、私はもう大変感動してしまいました。

さらに、授業への感想の場面では、多くの生徒が 「家でCMやお店で商品を見たりすると、誰に向けて作られているか、を自然に考えるようになっていた」と言っていました。さらに、この授業ではグループでのディスカッション→プレゼンテーションが毎回のようにあったのですが、生徒たちはそのことに対しても 「これまであまりこういう経験をしたことが無かったけれど、とても楽しかったしためになった」 と感想を述べていました。

とりわけ、私がもし野林先生だったら号泣したと思った言葉は・・・

「何気ない毎日の風景がマーケティングの宿題で変わったり、1学期の感想でもっと自分の力を発揮したいという言葉を宣言通りかなえることができました。」

これも高校1年生の感想です。

生徒の成長を本当に嬉しく、頼もしく感じます。

・・・

ということで、商業科1年生の皆さん!この課題が課題で終わってしまうとは思わないでいただき・・・今後をお楽しみに・・・フフフ!(皆さんの意見はしっかり受け止めておりますby理事長)

2014年3月5日水曜日

卒業式の思い出

卒業式の日の写真を何枚か撮影していたM先生からもらいました。





卒業証書授与の様子。














卒業生代表による答辞。










そして





式のあとの3年生の教室はそれぞれのクラスの個性にあった飾り付けがされていました。






































卒業生の皆さんのこれからの人生での飛躍・お幸せを心からお祈りします!

Don't Stop Believin' - English through Songs(普通科2年生)

昨日は普通科1年生、2年生の今年度最後のEnglish through Songs(歌を通して英語を学ぶ)の授業でした。

一年度の最後の曲は "Don't Stop Believin'" です。もともとJourneyというバンドによって演奏されましたが、最近ではアメリカで大人気のミュージカル"Glee(グリー)"でもパフォーマンスされていました。

ということで、Gleeファンの多いクラスでは相当生徒のみなさん盛り上がったようです。



英語の歌を歌ってみることで、英語のフレーズをそのまま覚えることができますし、それを応用したり、またその歌の背景から欧米の文化・社会などについても学ぶことができます。

今年度そのようなきっかけを得た普通科1,2年生の皆さんは、Kai先生がおっしゃっていたように、ぜひ歌を通じて英語の世界を学び続けてください。(英語の曲に触れ、かつラジオパーソナリティも英語で話していることが多いという意味で、InterFM(インターFM 周波数76.1)やJ-Wave (周波数81.3)などは特におススメです!こちらもぜひ聞いてみて下さい。)

2014年3月4日火曜日

卒業式のお花

今朝学校に来てみると、2年生の生徒たちが正面玄関前に飾ってあった昨日の卒業式のお花をじっくり見ていました。

昨日の卒業式には直接会場で参加していない在校生もいますので、こちらでそのお花をご紹介しますね。







こちらはPTAの皆様から頂きました。ありがとうございます。



















こちらは卒業生の会・菊蘭会から頂きました。

上のスタンドとメインの部分のお花の色は同じなのですが、少しだけお花の種類・雰囲気が異なります。

美しいですね。菊蘭会様、ありがとうございました。










ちなみにこちらは





先日のお花をいける講座の際に、池坊の森先生がいけてくださったお花です。
(こちらも昨日、校内に飾ってありました。)

また池坊の宗匠、池坊専永様からも昨日の卒業式にあたり祝電を頂戴しました。ありがとうございました。

2014年3月3日月曜日

第105回卒業証書授与式

今日は高木学園女子高等学校第105回目の卒業証書授与式を挙行しました。



昨日の雪〜雨はやみましたが、まだ寒さの残る桃の節句でした。

卒業証書を授与する際に一人一人の卒業生の皆さんの名前が呼ばれるたびに、皆さんの成長ぶりを感じて感動しました。

そして卒業生だけでなく、在校生代表となった生徒も、ものすごい度胸と迫力の送辞を披露しました。













卒業式が終了し、その後PTAの皆様が謝恩会を開催して下さいました。

その際に、何人かのお母様から

「うちの子、中学校のときにはあまり目立たない子だったんです。でも、そんなうちの子でもチャレンジできる機会を頂いて本当にありがとうございました。あの子は、本当にこの高校で成長しました。」

「理事長先生のことが好きでいつも理事長室に遊びに行ったと話していました。本当にありがとうございました。」

などと言って頂き、こちらこそ感激でした。成長した生徒たちの姿を見るのは嬉しいものです。

こんな可愛い手作りの制服型カードも頂き、本当に嬉しかったです。本当にありがとうございました。







卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございました。式の中でもお話したように

強い想いを持って行動しつづける
いろいろな人に会う
そして、チャンスをつかむ


そのような人生を送ってください!素晴らしい未来を切り開かれることを心からお祈りしています。

2014年3月1日土曜日

卒業式予行演習

ついこの間2014年が始まったばかりだと思うのに、もう3月となりました。

今日は明後日(3月3日の桃の節句)にせまった卒業式の予行演習が行われました。





2年生、3年生がアリーナに集まりました。3年生の入場のところから練習です。










そして全体の通し演習を行う前に、いろいろな表彰も行いました。




国家試験(今年はITパスポートに合格した生徒が複数いました)、検定試験、クラブ活動(茶道部、ライフル射撃部)などの表彰に加えて、理事長特別表彰も行いました。理事長特別表彰では、学園に対する大きな貢献をした生徒たちの中で、普段の朝礼などで表彰する機会の無い生徒たちを毎年度表彰しています。







今年度は森永乳業さんとのアイスクリーム共同開発プロジェクトで健闘した生徒たちを表彰しました。






実はその表彰にあたり、生徒たちに思い出のつまったビデオを渡してあげようと思って・・・単にCD-ROMだけをあげるのはつまらないなぁ、ということで・・・職人になってしまいました。







さて、明日はまた雪、という天気予報もありますが、良い卒業式を迎えられればと思っています。