2011年5月6日金曜日

日本について学ぶ - アイヌの歴史

連休も終わりに近づいていますが、皆様どのような毎日をお過ごしですか?

今日、2年生は6月に予定されている修学旅行の事前学習を行いました。例年2年生は北海道に修学旅行に出かけますが、今年はこれまでの9月から6月へと時期を変えて実施します。旭山動物園や、函館の百万ドルの夜景、小樽の海鮮・・・などなど見どころ満載の修学旅行ですが、北海道を知るうえで欠かすことができないのがアイヌ民族について学ぶことです。

今日は、一人芝居を行う俳優さんに来校いただき、アイヌ民族の歴史や人々のこれまでの苦しみなどについて(一人芝居や詩の朗読などを通じて)学びました。




私自身も、お恥ずかしながら日本史の教科書でアイヌ民族の歴史についてほんの少しだけ学んだ経験しかなく、(かつ横浜から北海道が遠いということもあり)ほとんど詳しいことを知りませんでした。





しかし、アイヌの人々の詩の朗読を聞いて、(自らの)民族の言葉を話すこともできず、名前も変えることを強制され、差別もあったという事実に衝撃を受けました。

今回の公演の中では、アイヌの楽器演奏も見せていただきました。そして、




生徒たちも楽器演奏に挑戦!(うまく吹けたでしょうか?!)



有名な場所を訪れるだけでなく、今回の事前学習で学んだように、この日本にどのような場所があり、現在に至るまでどのような時を経てきたのかをきちんと認識して、日本人として母国についての理解を深めていって下さい!(それが、日本でも世界でも活躍できる人となる上でとても大切なことだと思います。)